新R25は、2026年9月末をもってメディア運営を終了すると発表しました。2017年9月にWebメディアとして開始し、約9年間にわたりビジネスパーソン向けのインタビューや動画コンテンツを展開してきましたが、メディアとしての挑戦に区切りをつけます。
発表は新R25編集部の公式Xアカウントと公式記事で行われました。公式記事では、昨今のメディア運営環境の変化に伴い、次の大きな成長トレンドをつかむことに課題を感じていたと説明しています。そのうえで、新R25の人材を、所属するサイバーエージェントグループが注力する事業ドメインへ集中させることが合理的だと判断しました。
約9年続いたビジネス系Webメディア
新R25は、若手ビジネスパーソン向けに著名人インタビュー、キャリア、働き方、企業タイアップなどのコンテンツを展開してきました。テキスト記事だけでなく、YouTubeチャンネルを軸にした動画展開も進め、広告・タイアップ型のメディアとして存在感を持っていました。
運営主体は株式会社CAMで、同社はサイバーエージェントグループに属します。公式記事では、新R25が大きく社会を変えられたと断言することは難しいとしつつ、視聴者、出演者、クライアント、チームメンバーからの反応が運営の原動力だったと振り返っています。
9月末まで卒業コンテンツを公開
新R25は9月末までの期間、編集部員が新R25チャンネル上で卒業コンテンツを公開していくとしています。コンセプトは「おわりは、はじまり。」です。編集部は、メンバーがそれぞれ新天地で新しい挑戦に向かう姿勢を示すことを、最後のミッションと位置づけています。
今回の終了は、Webメディア単体の成長モデルが難しさを増していることを示す事例でもあります。SNSや動画プラットフォームを活用して認知を広げても、広告・タイアップを中心とした事業を長期的に伸ばし続けるには、明確な成長領域やグループ内での役割が求められます。
新R25の終了は、単なる一媒体の閉鎖にとどまりません。若年層向けビジネスメディアが、動画、SNS、広告、採用・企業ブランディングと接続しながら模索してきた約9年間の区切りであり、メディア企業が人的リソースをどこに再配置するかという経営判断の象徴でもあります。

