オーディオブック聴き放題サービス「audiobook.jp」を展開する株式会社オトバンクは、全国の20~69歳の会社員400人を対象に「会社員の読書と企業の学習支援に関する実態調査」を実施しました。調査期間は2026年8月17日で、インターネット調査会社Freeasyを通じて実施されています。
調査の結果、1カ月に本を「0冊(全く読まない)」と回答した会社員は48.5%にのぼりました。仕事や自己成長における読書の重要性が語られる一方、約半数が読書習慣を持たない実態が明らかになりました。
企業側の支援状況を尋ねたところ、63.3%が「課題図書や書籍購入補助などの制度そのものがない」と回答しました。「制度がある」との回答は19.1%にとどまり、実際に制度を利用した経験がある人は15.3%でした。
課題・推奨図書として指定されるジャンルは「ビジネススキル・思考法」と「経営・マネジメント・リーダーシップ」が同率39.5%でトップとなりました。しかし実際に読了できたかを尋ねると、47.6%が「最後まで読み切れなかった」と回答しています。読了できなかった理由は「興味・自発性の不足」が48.3%で最多となり、「時間不足」31.0%、「活字離れ」27.6%が続きました。
今後の学習支援について、45.8%が「会社に指定されるより自分で読みたい本を選べる方が意欲が高まる」と回答しました。また、通勤時間などのスキマ時間で本の内容を耳から学べるオーディオブック等の音声サービスについては、57.8%が「利用してみたい」と前向きな姿勢を示しています。
オトバンク創業者の上田渉氏は、約6割の企業に読書支援制度がない状況を「企業の読書離れ」と表現し、社員が自ら学びたいものを選べる自律性と、多忙な中でも無理なく学べる新しい学び方の両方を提供することが重要だとコメントしています。同社は「audiobook.jp 法人版」を通じて、ビジネス書や自己啓発書を中心に1万5000点以上のタイトルを聴き放題で提供し、企業の学習環境の整備を支援しています。






