株式会社アドウェイズと子会社UNICORN株式会社は、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」を運営する株式会社TimeTreeと協業し、予定データを個人と結びつかない「文脈情報」に変換して広告配信へ活用する共同実証を開始しました。
「TimeTree」は2015年3月にサービスを開始し、2026年6月には全世界の登録ユーザー数が7500万人を突破しています。アプリに登録される「旅行」「来客」といった予定データは、ユーザーの今後の行動を示す手がかりを含み、従来のオーディエンスデータにはない未来の文脈情報として注目されています。
Cookie規制が進むなか、企業が自社で保有する1st Party Dataを広告事業に活用する動きが広がっていることが背景にあります。
予定データの文脈情報への変換は「TimeTree」環境内で行われ、データクリーンルームなどプライバシーに配慮した基盤を用いることで、アドウェイズグループを含む第三者には提供されません。

変換の仕組みはTimeTreeとUNICORNが共同開発し、UNICORNは自社の全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」で培ったリアルタイム入札最適化や不正検知の技術をもとに広告配信・取引基盤を構築します。アドウェイズはマーケティング知見を広告提案に反映します。
実証は3段階で進められます。第1段階では従来手法との配信効果の差を検証し、第2段階では広告主の需要と媒体の供給のマッチング精度を確認します。第3段階では広告主側・媒体側それぞれのAIエージェントが文脈情報をもとに直接取引を行う形への発展を目指します。海外で先行する、AIエージェントが広告枠の選定から運用までを代行する自動化の潮流を見据えた取り組みです。
プライバシー面では、予定の原文やユーザー単位のデータはTimeTreeの環境内にとどめ、3社間では個人と結びつかない語彙や取引用識別子、集計値のみを共有します。センシティブな情報を含む予定は対象から除外し、受け取ったデータは本実証専用の環境で保管、他の広告配信には利用しないとしています。





