インターネットのサービス開発を行うログリー株式会社が、メディア向けユーザー育成支援ツール「Loyalfarm(ロイヤルファーム)」において、タイアップ広告のアンケート機能を拡充したことを発表しました。

Loyalfarmとは

Loyalfarmは、ユーザーがメディアに定着する要因を可視化し、増加を支援するツールです。本ツールを用いることで、ユーザーを訪問頻度や流入元ごとに分類し、どのようなコンテンツに興味があるかを分析できます。

また、回遊性やエンゲージメントなど複数の観点から特徴を抽出し、ユーザーが再訪問するきっかけとなった記事を可視化。コンテンツの分量、トピック、著者傾向などを把握できるようになります。

アンケート機能拡張の背景

近年、メディアの収益化が多様性を帯びてくる中で、タイアップ広告やスポンサードコンテンツなどの独自の広告商品を積極的に販売する機運が高まっています。DIGIDAY+で発表された、媒体社のマネタイズ状況2019レポートにおいても「ブランデッドコンテンツ」の収益性・期待値が頭一つ抜けた結果となっていました。

タイアップ広告においては他媒体との差別化が求められており、レポートや独自データの配信など各社創意工夫を重ねていますが、いずれも運用化の壁があります。アンケート自体には以前からニーズはあったものの、設置の手間やコストなどがハードルになっており、限定的な利用に留まっている現状があります。

DPS2019(*3) Publisher Revenue prediction

■第二弾「タイアップ広告のアンケート機能」の概要

第一弾では、タイアップ広告の効果測定に特化したレポーティング機能を実装し、メディアの営業担当者がレポート作成に要する時間の削減、配信終了後の追加アンケート調査の実施コストの削減、専門的なスキルを必要としない安定した精度でのレポートのアウトプットが可能になりました。

今回、第二弾では、媒体社からの要望が多かった「タイアップ広告のアンケート機能」を拡充しました。Loyalfarm DMP (4)上にデータを統合することで、実行動データや広告配信データと結びつけたクロス集計など、より高度なユーザー分析を可能にし、他サービスと差別化しています。なお、LOGLY lift for Publisher(5)およびLoyalfarmを利用中の媒体社は無償で利用可能です。

■今後について

第三弾として、Loyalfarmコンソール上で管理できる目標PVと実績の乖離状況から、外部配信を自動で入稿・配信管理する「Media Booster」の開発を予定しています。これにより、メディアの広告担当者が外部配信の設定、入稿作業、そして、単価の交渉などをする必要がなくなり、リソースが削減されます。

ログリーは今後も、タイアップ広告やスポンサードコンテンツが広告主にとってより魅力的な商品となるよう価値の底上げに貢献するとともに、媒体社の広告担当者の負担がより少なくなるように、テクノロジーの力でサポートしていくとしています。