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米国のデジタル詐欺広告のうち約6割が巧妙化

サイバーセキュリティ企業のCHEQ AI Technologies Ltdは、米国のデジタル詐欺広告のうち62%が巧妙化(SIVT)していることを発表しました。対象期間は、2019年1月~5月。米国の120万ドメインで出された61億の広告リクエストを対象に調査しました。

巧妙化された無効トラフィック(SIVT)が62%

調査の結果、米国のデジタル広告のうち全体の13%が詐欺であることが確認されました。さらに、これらの詐欺広告のうち、広告のエコシステムを欺こうとする巧妙化した無効トラフィック(SIVT)が62%を占めています。ドメイン・マスキング、無効リファラル、ビューアビリティ詐欺といった詐欺手口を複合的に組み込んだ高度なSIVT手法を4億8千万件以上確認しています。

その他に多かった手法は、隠れたiframe内に閲覧者が視認できない広告を表示するドメイン・スプーフィングや、ロケーションデータの操作や偽装でした。同社は、全体として7億8千600万の複合GIVTやSIVT広告リクエストを事前に検知し、詐欺が実行される間にブロックしています。

SIVTとは

一般的な無効トラフィック(GIVT)は、IPやユーザーエージェントのブラックリストを使用した単純な方法で回避することができます。しかし、SIVTは予防にOSやデバイスの指紋認証、動的なハニートラップ(ボットトラップ)、ネットワーク動向分析といったより複雑な機能が必要です。

CHEQ創設者兼CEOガイ・ティトノヴィッチは、「米国の多くの広告サービス企業は、自社が比較的単純で基礎的な攻撃に侵されていると信じていますが、実際の詐欺は非常に複雑化してきています。オンライン広告詐欺の手法が増加するにつれて、多くの場合において往来のアドベリフィケーションソリューションは効果を成しません。我々は、広告リクエストごとにリアルタイムで700以上のパラメータを適用することによって、遥かに多くの複雑化した詐欺を発見し、常に進化しているネット犯罪者たちの巧みな詐欺を暴いています。」と、述べています。

その他の主な調査結果

米国のネット詐欺は、デスクトップ上43%、モバイル49%でした。モバイル広告詐欺の割合は、Android52%、iOS48%となっています。広告詐欺の各ブラウザ別の割合は、ブラウザのシェアが49%のChromeが広告詐欺全体の40%を占めています。Safariは19%(マーケットシェア31%)、Firefoxは4%(マーケットシェア5%)、Internet Explorerは3%(マーケットシェア5%)でした。

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