日本経済新聞社は、全額出資子会社である日経BPと日本経済新聞出版社を2020年4月1日付で経営統合することを発表しました。日経BPが存続会社となり、日経グループの出版事業の強化に努めるとのことです。

1969年に設立した日経BP社は、現在367億8,400万円の売上高を有しています。他方、日本経済新聞出版社は2007年に日経の出版局を分社化して設立、現在の売り上げは35億3,700万円です。

両社はこれまで、異なる分野で質の高い書籍を刊行してきましたが、経営統合後の日経BPは、デジタル、雑誌に加え、経済の専門書、ビジネス書、技術・医療専門書、生活実用書、文芸書、文庫・新書、電子書籍、ムック、映像ソフト、カスタム出版など、幅広く手掛ける日経グループの総合出版会社となります。

同社の書籍出版部門は、19年見込みを単純合算すると、売上高が90億円強、新刊発行点数は年間700点を超える規模になるとの事です。

統合に合わせて日経BPは「日本経済新聞出版本部」を新設。日本経済新聞出版社の書籍・電子書籍や映像ソフトなどを編集・制作する機能を引継ぎます。新ブランドで経済学の専門書や啓蒙書、経営・ビジネス書などを刊行。日経BPは従来の「日経BP」ブランドとの複数ブランド体制をとり、いずれも発行は日経BP、発売は日経BPマーケティングです。