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「ニューヨークタイムズ」サブスクは490万人に、初の値上げを実施

ニューヨーク・タイムズ・カンパニーは2019年第3四半期の業績を発表し、売上高が4億2850万ドル(2.7%)、営業利益が2510万ドル(▲39.4%)となりました。サブスクリプション収益が増加した一方、広告収入の減少とコストの増加が響きました。

同社のマーク・トンプソン社長兼CEOは、「第3四半期はサブスクリプションにとって最高の四半期でした。サブスクリプションはニュース単体で300万件を超え、レシピやクロスワードを含むと400万件以上、総契約数は490万件を超えました。私たちは2025年までに1000万件を目標にしていて、良いスタートを切れたと考えています。2025年にはいま50万件の米国外の契約を少なくとも200万件まで伸ばす計画です」とコメントしています。

ニュース、レシピ、クロスワードを合算したデジタルのサブスクリプションは3ヶ月で27.3万件増加し、うち20.9万件がニュースだったとのこと。売上は1億1590万ドルで、全体に占める割合は1/4を超えました。

同社は第3四半期に、非ログインユーザーの記事閲覧を大幅に制限し、登録を促しました。これがユーザー登録やサブスクリプション契約の獲得に繋がったとしています。またこれによる、ユーザー数へのネガティブな影響はなかったそうです。

広告は苦戦していて、デジタルは75.4%、プリントは7.9%それぞれ減少したとのこと。デジタルでは直販の売上が減少して一方で、急速に成長するポッドキャストにおける広告が一部カバーしたとのこと。

また、CNNによれば、ニューヨークタイムズはデジタルニュースのサブスクリプションを1週間あたり15ドルから17ドルに値上げするとのこと。値上げは初の事態だそうです。この打ち手がサブスクリプションの成長にどのような影響を与えるのか、次の業績発表が楽しみです。

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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