クラウドファンディング「CAMPFIRE」の2020年4月単月流通額が22億円と急成長

株式会社CAMPFIREが運営するクラウドファンディング「CAMPFIRE」の2020年4月単月流通額が22億円・支援者数22万人となり、サービス開始以降の累計流通額が200億円に到達しました。同社によると、国内購入型クラウドファンディングサービス史上最高記録を更新した2020年3…

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クラウドファンディング「CAMPFIRE」の2020年4月単月流通額が22億円と急成長

株式会社CAMPFIREが運営するクラウドファンディング「CAMPFIRE」の2020年4月単月流通額が22億円・支援者数22万人となり、サービス開始以降の累計流通額が200億円に到達しました。同社によると、国内購入型クラウドファンディングサービス史上最高記録を更新した2020年3月単月流通額10億円超から、昨月対比約2倍、昨年同月比約4倍となり、累計流通額も2011年6月のサービス開始から7年8ヶ月となる2019年2月に100億円に到達し、1年2ヶ月で200億円到達になったといいます。

2020年以降、 特定カテゴリーの強化、 自治体・商工会議所・NPO団体など様々なジャンルや セクターとのパートナー連携、 海外プロジェクトオーナー開拓等の強化等に重点的に取り組んだことと、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛や消費減退によって、 飲食・音楽・美容・宿泊・製造などをはじめ経営に大幅な支障をきたした事業者支援を目的に2月末に開始した「新型コロナウイルスサポートプログラム」への申し込みが約2,900件、 資金調達を開始プロジェクトが850件、 支援者数は延べ15万人、 集まった支援総額は14.5億円と多くの事業者・支援者が集まり、 市場環境の変化が利用者急増に起因しています。

同社は、事業者側の来店促進が難しい状況、インバウンド需要の減退、サプライチェーンの寸断などを乗り越える資金需要に応える1つの手段としてクラウドファンディングを選択、 支援者側の「身近に困った事業者を助けたい・応援したい」という消費ニーズの拡大などが利用者が急増した要因として挙げられるとしています。

《Nakashima Takeharu》

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「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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