テレビ東京HDの通期は減収減益、アニメが過去最高も放送はタイムもスポットも低調

株式会社テレビ東京ホールディングスが14日に発表した2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~は、売上高1451億7300万円(前年同期比▲2.7%)、営業利益51億2800万円(▲13.8%)、経常利益51億6100万円(▲8.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益25億9000万円(▲19.9%)とな…

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テレビ東京HDの通期は減収減益、アニメが過去最高も放送はタイムもスポットも低調

株式会社テレビ東京ホールディングスが14日に発表した2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~は、売上高1451億7300万円(前年同期比▲2.7%)、営業利益51億2800万円(▲13.8%)、経常利益51億6100万円(▲8.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益25億9000万円(▲19.9%)となりました(決算短信)。

アニメが海外を中心に好調を維持して過去最高を記録、前年同期比6.1%増の増収となったものの、タイム・スポット収入は市況低迷の影響を受けるなど前年同期比マイナス7.7%となりました。

連結の営業利益は、地上波の放送収入のマイナス分を、最高益を記録したアニメ事業の利益と制作費など費用のコントロールでカバーしましたが、5,128百万円、前年同期比13.8%減益となりました。また、経常利益は5,161百万円、前年同期比8.2%減益、親会社株主に帰属する当期純利益は2,590百万円、前年同期比19.9%減益となりました。

地上波放送事業の、放送収入のうちタイム収入は、ネット・ローカル部門ともにPTセールスが順調に推移したものの、10月改編セールスでのベースダウンの影響を受けました。特番部門においては、前年の「2018FIFAワールドカップ」ロシア大会等の反動に加え、「世界卓球2020韓国」の延期をはじめとした、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う各種イベントの中止が響き、タイムトータルで47,749百万円、前年同期比5.1%の減収となりました。

スポット収入は、広告費のデジタルシフトやインバウンドの終了、消費税増税などにより市況が悪化。さらに商品量不足もあり26,613百万円、前年同期比12.1%の減収となりました。タイム・スポット合計では、74,363百万円、前年同期比7.7%の減収となりました。

番組販売収入は、「ラグビーワールドカップ」や「台風19号」などで各局での番販番組の休止が多発したほか、各局の編成事情によるレギュラー番販枠減が響き、4,675百万円、前年同期比0.8%減となりました。番組別では、「昼めし旅あなたのご飯見せてください」「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」が引き続き好調だったものの、「二代目和風総本家」「モヤモヤさまぁず2」「たけしのニッポンのミカタ!」などの売上が振るいませんでした。

ソフトライツ収入では、番組は、ドラマ「きのう何食べた?」や「孤独のグルメ」シリーズ、その他配信会社との連動ドラマが堅調に推移した一方、中国向け番販の減少やビデオグラム市場の縮小、新規案件が伸び悩みました。映画では、前年度公開の「日日是好日」が堅調でしたが、「泣くな赤鬼」などが目標を下回りました。

アニメ事業は、国内の商品化やビデオグラムの取り扱いが減少したものの、中国をはじめとした海外で「NARUTO」の配信、ゲームが引き続き堅調に推移したうえ、新たに「BORUTO」「ブラッククローバー」も順調でした。

コミュニケーション事業では、動画関連事業が好調に推移し、特に動画広告が売上を伸ばしました。また、キャラクターのEC事業も堅調に推移しました。費用面では既存事業の増強と新規事業開発を継続して行うための人材の採用を継続的に行い、人件費が増加してます。以上の結果、コミュニケーション事業の売上高は4,809百万円、前年同期比6.3%増収、営業利益は304百万円、前年同期比5.3%減益となりました。

今期の通期業績予想は、売上高1407億円(前年同期比▲3.1%)、営業利益32億4000万円(▲36.8%)、経常利益33億2000万円(▲35.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益18億4000万円(▲29.0%)としています。

※本記事は決算AIによって生成されました

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