紙面だけじゃ勿体ない、朝日新聞社が考える”音声”と新聞社のこれから…特集「音声が切り拓くメディアの未来」#1

Media Innovationでは、勃興する音声メディアにフォーカスして、この領域に取り組む企業や人物へのインタビュー連載、「音声が切り拓くメディアの未来」を新しくスタートします。第一回は「朝日新聞アルキキ」や「朝日新聞ポッドキャスト」など音声に積極的に取り組む朝日新聞社を直撃。音声に取り組む狙いや、音声を通じて新聞社として実現したいものなどについてお伺いました。

日本を代表する新聞社である、株式会社朝日新聞社。デジタルメディアには初期から力を入れて展開してきましたが、直近では「朝日新聞アルキキ」や「朝日新聞ポッドキャスト」など音声での情報発信にも力を入れています。 

なぜ新聞社が音声メディアを利用するのか、新聞記者だからこそ活きる音声の活用法について社内の混成チームで音声に取り組む3名にお話を聞きました。 

株式会社朝日新聞社(左から、総合プロデュース本部メディア・ディレクター 中島晋也氏 、デジタル編集部 音声ディレクター 神田大介氏、編集センター 音声キャップ 大野由衣氏)

―――朝日新聞はいつから音声サービスを開始したのでしょうか? 

中島 実はアップルのポッドキャストがリリースされた直後には既にサービスを提供していました。しかし一度停止し、2016年に「朝日新聞アルキキ」というサービスを立ち上げ、再度音声メディアにチャレンジをしました。アルキキの配信を続けながら、2020年5月から「朝日新聞ポッドキャスト」を新たに立ち上げた、といった流れです。 

―――「朝日新聞アルキキ」と「朝日新聞ポッドキャスト」について教えてください。 

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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