日本財団は18歳の若者が何を考え、何を思っているのか、継続して調べる「18歳意識調査」で、「読む・書く」をテーマにした調査を9月29日から10月5日にかけて実施した。新聞を「読まない」と答えた人が67.3%、 「読む」と答えた人が32.7%と答えた人が44.3%、また、投稿・書くことで特に好きなもので「短文をSNSに投稿」と答えた人が24.0%、「写真を使ってSNSに投稿する」と答えた人が14.8%という結果を発表しました。
新聞を読む人は32.7%で、2018年9月に実施した「第2回:新聞」の調査結果(47.5%)より14.8ポイント落ち込み、読む時間は「5分以上10分未満」が44.3%で最も多く、次いで「5分未満」32.7%でした。
調査の概要
調査対象:全国の17歳~19歳男女
調査除外:下記の関係者は調査から除外
印刷業・出版業/マスコミ・メディア関連/情報提供サービス・調査業/広告業
実施期間:2020年9月29日(火)~10月5日(月)
調査手法:インターネット調査
- 新聞「読む」32.7% 「読んでいない」67.3%
- 新聞を読む人「世の中のことを幅広く知れる」50.8%
- 読まない人「読むのが面倒くさい・読む時間がない」47.8%
- 1日のうちに新聞を読む時間「5分以上10分未満」44.3%
- 読んでいるのは1位「一面」54.4% 「総合面」24.2%
- 投稿すること・書くことの中で特に好きなもの
短文をSNSに投稿:「ぱっと思いついたことを書けるから」「気軽に自分の気持ちを発信・共有できる」など、深く考えずに投稿できる、気軽さ・手軽さが主な理由として挙がった。
写真を使ってSNSに投稿する:「写真が好きだから」「写真の撮り方の工夫が楽しいから」など写真を撮ることが楽しいというものと、「視覚的に伝えやすいのと、それに加えて文章で自分の思い・考えを伝えることができるから」など、言葉だけではなく写真があることでより言いたいことを伝えやすいという回答が挙がった。