Facebook Japan によるオンラインイベントセミナー「House of Instagram」が11月26日開催され、Instagram 製品部門責任者のヴィシャル・シャー氏が「好きと欲しいをつくるInstagramのイノベーション」と題して講演を行いました。
製品部門責任者のヴィシャル・シャー氏の講演では日本のために開発された機能やInstagram活用の先進事例、今後のロードマップなどについて説明がありました。
ヴィシャル・シャー氏の略歴は以下のとおりです。
2004年 カリフォルニア大学バークレー校でコンピューターサイエンスとビジネスの学士号を取得
2004年 8月にアナリストとしてコンサルティング大手のアクセンチュアに入社
2005年 アメリカを拠点とするマーケティングアナリティクス企業Turnに移り、約10年勤務
2015年 製品管理のディレクターとしてInstagramに加わる
2018年 12月に製品部門責任者に就任し、現在に至る
目次
withコロナの取り組み
シャー氏は、はじめに「今日は、新型コロナウイルスが猛威をふるう中で、人々やビジネスがどのようにInstagramで結びついたか、そしてそのつながりをより気軽でパワフルなものにするために私たちがどのように注力したか説明します。これらは長期的な経済回復にとって非常に重要です。」と話しました。
Instagramのミッションは「大切な人や大好きなこととあなたを近づける」ですが、シャー氏は「新型コロナウイルスが世界に拡大したことで、このミッションは興味深い形で現実のものとなりました。」と話し、離れた人々がリアルタイムでつながるInstagramライブが重要な手段になっていた点を指摘しました。
例えば、外出自粛が拡がる中、自宅で楽しく過ごしてもらおうと、「#アットホームwith」と名付けたライブ配信が企画され、５月から８月までの間、人気クリエイター５人が月曜日から金曜日まで日替わりでホストを務めました。
また、中小ビジネスの支援のため、専用のスタンプやボタンを通じてお気に入りのお店が発行するギフトカードを購入できる機能や、飲食店が料理の注文を受け付けできる機能が導入されました。
