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「TSUTAYA」書籍・雑誌2020年年間販売総額が1427億円で過去最高…新店舗開店、各種「大賞」が奏功

株式会社蔦屋書店が運営する「TSUTAYA」「蔦屋書店」の2020年1月から12月の国内書籍・雑誌販売額が1427億円となり、過去最高を更新しました。

過去最高となった要因の一つが、昨年、国内で新規に34店舗をオープンしたことです。「奈良 蔦屋書店」や「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」をリニューアルした「六本木 蔦屋書店」のほか、TSUTAYA BOOK NETWORK(TBN)(※1)に加盟する株式会社島忠と展開する「TSUTAYA BOOKSTOREホームズ尼崎店」、株式会社スコーレと展開する青森県初の「TSUTAYA BOOKSTORE HIRORO」、株式会社コシダカプロダクツと展開する「TSUTAYA BOOKSTOREアクエル前橋」など、本や雑誌から広がる様々なライフスタイルを店舗ごとに提案。また、静岡県を中心に展開する書店「谷島屋」がTBNに加盟し、より提案性の高い店舗づくりを行っています。

(※1)TBN(TSUTAYA BOOK NET WORK):「TSUTAYA」「蔦屋書店」店舗チェーンの中で、主に書籍・雑誌販売のフランチャイズとして展開するネットワークの総称。

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また、「TSUTAYA」が実施する企画も売上増に繋がっており、「コミック」ジャンルでは、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2020」で大賞になった「SPY FAMILY」をイチオシコミックとして全国の店舗で展開し、受賞発表前後比の売上が147.5%になりました。

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「えほん・児童書」ジャンルでは、「キッズエリア」を併設する店舗リニューアルを進め、ゆっくりと本を選べる店舗づくりを行なっています。また、今回初めてとなる「TSUTAYAえほん大賞」を実施。1位の「パンどろぼう」など入賞作品11作品の受賞発表後2カ月間にあたる2020年11月・12月の累計売上数が約9.5万部になり、利用客へ新たな作品を提案しました。

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「書籍」ジャンルでは「TSUTAYA」や「蔦屋書店」でしか購入できないオリジナル商品の展開を強化。2020年には作家 東野圭吾の描き下ろし長編ミステリー「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」で、通常版のカバーの上に色違いとなるTSUTAYA限定版カラーカバーを施した「Wカバー版」を発売したところ、直近2作品と比較した累計売上数が130%となったとのことです。

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また、2016年から取り組んでいる、TSUTAYA書店員がオススメ作品をプロデュースする「TSUTAYA文庫」作品が2020年3月には発表作品100作品、累計発行部数300万部を超え、出版業界に大きく貢献しています。今後は、オリジナル商品やプロデュース作品の強化に加え、「次世代作家 文芸賞」を設立し、作家の執筆環境から全国販売をサポートし、新たな才能の発掘を目指すとしています。

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Nakashima Takeharu
Nakashima Takeharu
「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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