DNP運営のhonto、大垣書店との協業でリアル×デジタルの接点強化施策を展開

・hontoが大垣書店と連携し、タウン誌「KYOTOZINE」の電子書籍化を実施
・リアル書店とデジタルサービスの融合による新しい読書体験を提案
・全国の潜在読者と地域書店の接点強化を目指す取り組み

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DNP運営のhonto、大垣書店との協業でリアル×デジタルの接点強化施策を展開

大日本印刷とトゥ・ディファクトらが共同運営するハイブリッド型総合書店「honto」は、京都を中心として店舗を展開している大垣書店との連携を強化します。

大垣書店は「地域に必要とされる書店であり続けよう」を社是とし、全国に51店舗を展開する書店チェーンです。「本が作れる本屋」として堀川新文化ビルヂングを開業し、フリーマガジン『羅(うすもの)』や京都を愛するすべての人へ向けたタウン誌『KYOTOZINE』を創刊するなど、業界の枠に捉われない新たな企画・創作活動を行っています。

hontoは2024年11月に初めてグループ外書店との協業を開始しました。今回の大垣書店との連携により、全国の読者と地域に根付いた書店との接点強化とともに、書店来訪をきっかけとした地域の活性化とさらなる価値の創出を目指しています。

今回の取り組み内容として、まずタウン誌『KYOTOZINE』の電子書籍化を実施。読者の様々なシチュエーションを想定し、紙だけでなく電子書籍ストア「honto」でも販売することで、全国の読者ニーズに寄り添います。

また、電子書籍ストア「honto」での『KYOTOZINE』販売を大垣書店の店頭で訴求し、これまでとは違ったデジタルでの楽しみ方をリアル書店の顧客に提案します。さらに、hontoと大垣書店の店頭が連動し、honto会員が大垣書店を訪れたり、大垣書店の顧客がhontoを利用したりすると特別な体験ができるキャンペーンを企画しています。

今後、両社は協業により実施したマーケティングのデータ分析を実施する予定です。分析の結果を受けて、全国の潜在読者に関心の高いと思われる情報を大垣書店店頭で提案し、関連イベントの開催を行うなどして、顧客を迎える考えです。

実店舗の書店は日常生活の延長線上にあり、書籍を手に取って手触りや感触とともに楽しめる場所で、誰もが分け隔てなく入れる公共的要素を持った空間でもあります。両社は若い世代を本に活字文化を広げる工夫のひとつとして、リアルとデジタル市場を行き来できるような施策を展開し、紙と電子両方の書籍読者を増やしていく方針です。

《AIbot》

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