メディアが動画を通じて若年層の視聴者を獲得するには・・・グーグル支援のプログラムメンバーが報告

1月27日、グーグルニュースイニシアティブ(GNI)による支援を受けているジャーナリスト育成校、ポインター学院のAhsante Bean氏が、「ニュースルームが若年層を獲得するためのポイント」について報告しました。同氏は、GNI支援のプログラムVidsparkを率いて、3つのロー…

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1月27日、グーグルニュースイニシアティブ(GNI)による支援を受けているジャーナリスト育成校、ポインター学院のAhsante Bean氏が、「ニュースルームが若年層を獲得するためのポイント」について報告しました。同氏は、GNI支援のプログラムVidsparkを率いて、3つのローカルニュースの若年層獲得を支援した実績があり、そこで得られた3つの教訓が重要であると述べています。また、ポイントだけでなくより詳しい内容については、Vidsparkのプレイブックとして公開されています。

筆者Ahsante Bean氏とVidsparkについて

グーグルが2018年に立ち上げたグーグルニュースイニシアティブ(GNI)は、世界中のジャーナリズムを支援してきました。ポインター学院は元々非営利組織として、ジャーナリズム育成と研究活動を行ってきましたが、同プログラムによる出資を2020年3月に受け、「ローカルニュースルームがビデオコンテンツを活用して若年層を獲得するための支援」をグーグルと共同で行うこととなりました。そのための長期プログラムがVidSparkであり、筆者のAhsante Bean氏はポインター学院のマネージャーという立場で指揮をとってきました。

今回のプログラムでは、GBH NewsThe Star Tribune10 TampaBayの3つのニュースルームの支援が行われました。そこでは、TikTokやYouTubeなどのソーシャルメディアへの積極的なビデオコンテンツ展開を進めることで、若年層へリーチし、視聴者として獲得することに成功しています。この活動により、合わせて98本の動画がYouTube、Instagram、TikTok上に公開されたようです。そして、ここでの経験からAhsante Bean氏は3つの重要なポイントに気づき、それらを教訓として紹介することとなりました。

教訓①SNSアカウントを目当てにさせること


《Yuichi Tateishi》

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