グーグルがアジア太平洋地域でサブスク支援を展開、日本ではBusiness Insider Japanが参加し全四半期比+25%成長

2020年8月にGoogleニュースイニシアティブが立ち上げた、アジア太平洋地域のパブリッシャー支援プログラムの成果が発表されました。このプログラムでは、日本を含むアジア太平洋地域のニュースパブリッシャー8社に対して、デジタルサブスクリプションの収益改善と購読者増加を目的とした戦略支援が行われました。

報告では、4ヶ月間のプログラムによって、全てのパブリッシャーがサブスクリプションに関して成果を上げることができたと報告されています。日本からはメディアジーンが運営するBusiness Insider Japanが参加し、前四半期に対して、売上と購読人数が25%増加したことが伝えられています。

アジア圏のパブリッシャーの特徴

Googleはまずアジア太平洋地域(APAC)のパブリッシャーの特徴をまとめています。APACのパブリッシャーの多くはデジタルサブスクの成長初期段階にあり、それは同じアジアの国の中でも大きくばらつきがあります。インドやインドネシアではクレジットカードがあまり普及しておらず、定期支払いが定着していない一方、日本や台湾ではデジタル成熟度が高くなっていることが例としてあります。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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