【動画解説】米国メディアを支えるCMSの動向、競争力の源泉になるか?

CMS(Conetnt Management System)はウェブサイトを更新するためのプラットフォームです。継続的な情報発信をしていくメディアにとってもCMSは欠かせない存在で、競争優位にも繋がる重要な存在です。

ライブ番組「Media Innovation Live」にて「米国メディアを支えるCMSの動向」と題して、コンテンツジャパン代表の堀鉄彦氏が、ワシントン・ポストのArc Publishingの総合プラットフォームへの進化などについて解説しました。(聞き手、メディアインキュベート浜崎代表)

会員の方にはライブ番組の主な内容をテキストでもお届けします。(動画の内容をそのまま書き起こしたものではありません)

https://www.youtube.com/watch?v=I59LBPUJOTI
Arc Publishing公式HPより

CMSが総合プラットフォームに

堀: 自社が作ったCMSを他のメディアや広告主に提供するなど、大手メディアがCMSを戦略的に使うという話が続々と出てきています。それも単なるCMSではなく、プランニングツールやサブスクリプションシステム、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)、広告配信ネットワークなどさまざまな機能が融合されていて、総合メディアプラットフォームと呼んでもいいものだと思います。メディアビジネスを強化するためには、こういったCMSが欠かせないし、自社で開発している点も面白いと思いました。

メディア発のCMSサービスとして、事業規模が最も大きくなっているのは、ワシントン・ポストの「Arc Publishing」だとおもいいます。Washington Postが米国では「メディアビジネスのAWSを目指しているという噂も広がっていて、そいってもおかしくないぐらい多機能で、メディアでの採用も非常に多くなっています。

───なぜ、各社はCMSに力を入れているのでしょうか?

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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