英国における電気通信・放送等の規律・監督を行う規制機関Ofcomは、英国のニュース消費に関する年次レポートの2021年度版を公開しました。ハイライトとして、16~24歳の若年層が、その他成人層と比べてテレビニュース離れを起こしていることやSNSニュースへの信頼が高くなっていることが報告されています。具体的には、テレビニュースをチェックするのは3分の2以下に留まり、SNSニュースを最も重要と見ている割合は、成人全体では14%であるに対し、若年層は36%にのぼっているとのことです。
また、12歳から15歳の未成年層に関して、ニュースに興味を持つ層は57%であまり例年と変わらないものの、TikTokやWhatsAppなどのソーシャルメディアをニュースソースとして重要視する傾向が増えてきているようです。
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