GMOメディア株式会社はインターネットでメディア事業、その他メディア支援事業を行う、GMOインターネットグループの企業です。
GMOメディアは創業以来、変動が激しいインターネット業界で自社開発・自社運営のサービスを中心に事業展開してきました。近年は「プログラミング教育」や「美容医療」など特定分野の情報を発信するヴァーティカルメディアや、注目が高まる「ポイ活」などポイントインセンティブを起点としたECメディアなど、幅広いジャンルで事業を進めています。
GMOメディアは革新し続けるために、パートナー(社員)と企業のあるべき姿として「誠実」「挑戦」「創造」を掲げています。この3元素を感じさせる新卒とはどんな学生なのか、新卒の高い裁量権や、成長環境について詳しく伺いました。
(写真右)コーポレート部人事総務グループ 採用担当高橋氏:2016年入社。総務を経験したのち、現在は新卒・中途を問わず採用全体を担当。
―――今年度新卒採用のテーマはありますか?
高橋:
近年は「挑戦」を採用のキーワードとして掲げています。インターネット業界全体がまさに成長段階のため、会社全体で変化し続けていくことが重要です。その上で個々人が常に多様なアンテナを貼ることで「成長」できるのではないでしょうか。何が課題なのかをしっかりと理解して、高いモチベーションで行動に移す。行動しなければ学べないことがあると考えて、失敗を恐れずにどんどん自分で進めていく。このように、積極的に自分自身で課題を見つけ、経験を追い求め続ける姿勢が重要だと考えています。
エンジニアやデザイナー職ではポートフォリオ選考がありますが、作品作りのプロセスから、考え方や姿勢を汲み取っています。自分なりの課題観と解決が見られるかどうかを選考ポイントとしています。
企画営業職は学生時代の様々な経験より、挫折経験からどう立ち上がったか、その経験を活かして今後どのように頑張れるかを感じるかを重要視しています。
別府:
中途採用では、今必要なスキルを求めていますが、新卒採用はこれからの会社に必要なものを作り上げてくれるのではないかという期待も込めています。12年ほど前から新卒採用を始めるにあたり、新卒が企業の柱として育っていくことを見据えて「誠実」「創造」「挑戦」の3つのキーワードを根幹に定めました。
「誠実」とは、例えば失敗でも成功でも、現状を正しく迅速に教えてくれる姿勢のことです。背中を預けられる誠実さをもった仲間はどの企業も必要だと感じると思います。
「創造」とは、メディア企業として社会的意義を提示し続けるために、ユーザーに楽しみ続けていただけるサービスを作り続けることです。
「挑戦」に関しては、最も個々人の性質が出る部分だと考えています。例えば挫折経験に直面した時に、諦めて違う方向性を向いたり、新しい代わりを探したりすることは簡単だと思います。ですがチャレンジし続けたい情熱が少なければ、一緒に仕事をしていても楽しみを極めきれないだろうと感じてしまいます。目の前にある選択肢や可能性に、まずは取り組んでみる気概や姿勢を感じ取りたいと思っています。
高橋:
「挑戦し続けること」って難しいですよね。挫折する場面は沢山ありますが、そこで踏ん張って頑張り続けられるかは、好きで居続けられるかに大きく関連していると思います。

―――22卒の募集職種と人数について教えてください。
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高橋:
企画営業職、デザイナー職、エンジニア職それぞれ2,3名を募集する予定です。全職種に共通する素質は、先ほど挙げた「挑戦」に加え、「一人一人が手を挙げる積極性」や「失敗を恐れない姿勢」です。
その中でも、デザイナー職とエンジニア職は細部にこだわりを持てる人が職務適性に挙げられます。
企画営業職はお客様ありきの仕事ですから、お客様に対して真正面から向き合う姿勢で、信頼関係を構築できることが欠かせないと思いますね。
―――メディア業界を志望する学生が、知っておくべきことはありますか。
別府:
メディアの社会的意義としては、可処分時間の中で定期的に使ってもらえるメディアとして、ユーザーの生活の一部として必要なサービスをブラウザやアプリを介して提供できていることが重要だと考えています。ですがそのなかでも10年や20年続いているメディアは少ないですよね。常に時流に合ったサービスに置き換わっていってしまうからです。ですから今あるものでよしとせず、新しいものに感性をチューニングし続け、ユーザーニーズに応え続けていく気合と、楽しみ続けられる姿勢がすごく重要です。
常に突き詰めたい思いを持って、今のサービスの改善点について考え続けることができる方を求めたいです。実際にエンジニアやデザイナーとして採用した方は、学校の課題だけでは勉強できない技術や知識を自主的な課外活動で取得しています。入社後の成長は著しく本人たちも仕事を楽しんでいて、そう思えるからこそ情熱を燃やし続けられるのだと思います。メディア業界において光り輝けるタイプだと感じています。
高橋:
メディア理解に関しては、選考中にも学生の方へメディア業界の魅力をお伝えしたいと考えています。サービスの魅力ややりがいが伝わっている状態で、マッチした選考を進めたいですね。
―――GMOメディアの変革にあたって、新しく学生に求めている資質はありますか。
高橋:
新卒採用を始めたばかりの時期は、特定のサービスのポストを募集していました。今は幅広くメディア全体の仕事に興味を持ち、サービスの価値を高めてくれることに加えて、会社全体を引き上げていってくれる人材に育ってもらいたいと考えています。特定の業務や技術にだけ関心がある方よりも、サービスやGMOメディア全体を伸ばしていきたいと考えてくださる方に来ていただきたいですね。
―――今、実際に活躍されている社員の方は、どのような素質を持っていらっしゃいますか?
別府:
常に課題を探し、ユーザーのためにどう解決できるか、策を提案し続けている方々がGMOメディアの中枢社員として活躍しています。またそういう方には、一層課題や人が集まりやすく、社内で渦の中心となって邁進しています。
高橋:
「課題を見つけて発信していく力」、「解決のために周囲を巻き込む力」でしょうか。フラットな環境を活かして、時に職種も超えて、周囲を巻き込みながら作り上げていく人は強いですね。
ただ、学生にも「個性的な人が多い」と説明するほど、当社の社員は多種多様な強みをもっています。共通しているのは「誰かのために何かをやりたい」という気持ちで、貢献する具体的な手段として、社員それぞれ個性を発揮しています。
別府:
今の新卒の方にも「個性」を期待しています。かつて新卒は「入社後に育てなくてはいけない」ことが前提でしたが、最近の学生は必要な学術的スキルや要素は既に身に着けていて、プラスアルファで日常的にITに触れている世代です。むしろ現社員に「今の時流に必要なもの」を持ち込んでくれる存在であり、インターネットメディアネイティブたちがスキルや経験を活かしていきたい方向性に個性が表れています。選考中に学生の発言に驚かされるたびに「個性」を感じます。
―――「挑戦」する環境が整っている貴社ですが、新卒社員の裁量権はどの程度あるのでしょうか?
別府:
入社時から、インターネットメディアネイティブ世代は既存社員に比べて優位性がありますから、できればいきなりスタメンとして前線に立って、そこで経験を積んでくれることを期待しています。職場もフラットで発言の機会が平等にありますから、アイデアがある人や発言できる人には実際にどんどん業務を任せています。
―――成長を求める学生も多いのでしょうか?
高橋:
(応募いただく学生の中には)入社後にどういったことをやりたいかお話ししてくださったり、当社の弱いところを指摘したうえで、自分の貢献を具体的に示してくださるかたもいます。当社は成長のレールがあるわけではなく、個人のやる気と能力によって成長できる環境だと思います。
入社後の研修は、グループ全体の新卒パートナーでおこない、各職種のスキルを幅広く学んでいただいております。最初に前提知識を学ぶことで、後々挑戦をしたいと思った時にスキルを思い出し、挑戦の選択肢を広げられるような研修を行っています。
―――おふたりが思う「GMOメディアらしさ」について教えてください。
高橋:
風通しが良いところが一番の社風だと感じます。面接のときは学生の方は緊張してしまうことも多いですから、私たち面接官側から積極的に自己開示して、カジュアルに進めていくことを意識しています。
別府:
挑戦を求めている環境ですので、積極的に手を挙げた分だけ成長できるところがGMOメディアらしさだと思います。自分の挑戦のハードルを上げるほど、世の中に広い還元ができるはずです。「やりたいと思ったら手を挙げてくれる人」が集まっています。
―――学生の方へ、ひとことメッセージをお願いいたします。
高橋:
新型コロナウィルスの影響で採用状況がすごく変わってきていると思います。現状イベント自体が減少し、参加しても接点を持てる企業数も少ないようです。オンライン就活にやりづらさを感じることもあると思います。ですが逃げ腰にならずに、軸からぶれないで自分の魅力や将来やりたいことを発信していけば、オンラインであっても企業側も想いを受け取れています。不安から軸をぶらしたりせずに、選考を楽しみながら進んでいただければ幸いですし、私たちも後押しができるように携わりたいと思っています。
別府:
メディア志望の学生の方々でも、本当に自分と合う企業はどこなのか、見極めづらいことも多いと思います。ただGMOメディアは、会社説明会で非常に丁寧に当社のことをお伝えしています。ぜひ気軽に説明会に来ていただき、GMOメディアが自身にマッチしたと感じてくださいましたら、選考でお会いしましょう!
新しい時流へ、常にチューニングが欠かせないメディア業界。インターネットメディアネイティブな世代を強みに、最先端の個性を持って、GMOメディアに新しい風を吹かせるべく飛び込んでみてください。