米国におけるソーシャルメディアへの認識に関する調査により、個人情報の利用への懸念が高まっているものの、広告ありでも無料で使用したいと考えるユーザーが多数を占めることが明らかになったとのことです。一方で、広告がないのであればソーシャルメディアに一定料金を支払いたいと考えるユーザーや、Appleのプライバシーポリシー変更を理由にAppleへの乗り換えを検討しているユーザーも存在します。
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個人情報の利用への懸念が高まる
この調査は、インターネットユーザーのプライバシーに関する情報を提供する企業Privacy HQが実施。オンライン調査プラットフォームを用いて抽出された18歳から81歳までの米国人1,007人を対象に、各ソーシャルメディアに関するアンケートをとりました。なお、回答者の56.5%が男性、43.5%が女性で、平均年齢は37歳とのことです。
米国で懸念が高まっているのが、個人情報の利用です。ユーザーは、ソーシャルメディアやその他のオンラインサービスに無料でアクセスする代わりに個人情報を共有しており、経済的・政治的な利益のためにさまざまな形で利用されています。しかし最近では、自分の情報がどのように使用されているか、自分の情報が第三者の手に渡らないようにするにはどうすればよいかについて関心を寄せる人が増加しているようです。