米マイクロソフトは現地時間9月7日、新しいニュースフィードサービス「Microsoft Start」の提供を開始しました。Microsoft Startでは、パーソナライズされたニュースフィードと情報コンテンツのコレクションを利用できるとしています。
複数ツールで利用可能
マイクロソフトは、以下のツールでMicrosoft Startを利用できると発表しました。
・Webブラウザ(Microsoft EdgeおよびChrome)で表示するWebサイト
・AndroidとiOSの両方で利用できるモバイルアプリ
・Windows 10のタスクバーにある「ニュースと関心事項」
・Windows 11の「ウィジェット」
・Microsoft Edgeの新しいタブページ
パーソナライズやアカウント同期により、快適なニュース体験を提供
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Microsoft Startが有する次の特徴により、快適なニュース体験を実現したとのことです。
パーソナライズされたニュース
MSNやMicrosoft Newsなどのオンラインおよびモバイル向けサービスを基盤としています。Microsoft Startでは、AIと機械学習におけるマイクロソフトの最新技術と、人間によるモデレーションを組み合わせてコンテンツを配信し、自分の興味に合わせてパーソナライズされた情報を得られるようにします。
1,000以上のパブリッシャーからコンテンツを集めているMicrosoft Startでは、お気に入りのパブリッシャーを手動で設定できるだけでなく、「パーソナライズ」ボタンをクリックするだけで自動パーソナライズ機能をすぐに有効にできます。
必要な情報を迅速に収集可能
Microsoft Startでは、天気、金融、スポーツ、交通などのトピックに関する情報カードが表示されます。情報カードをクリックすれば、以下のような詳細の情報を確認できる仕組みです。
・雨が降る場所や時間を正確に知ることができる
・数分で株式市場の動向を把握できる。ウォッチリストを設定しておけば、興味のある企業や通貨の情報をいつでも見られる
・外出する前に、現地の混雑状況を把握できる
・好きなスポーツチームの最新スコアや、今後のスケジュールなどを一度に入手できる

タイムリーな情報をあらゆるツールから閲覧可能
Microsoftアカウントを使ってログインすれば、モバイルアプリやPCのあらゆるツールから情報を確認できます。Microsoft Startでは、WebサイトだけでなくWindowsやMicrosoft Edgeからアクセスできる機能が追加されました。WindowsやMicrosoftからの具体的なアクセス方法は次のとおりです。
・Windows 10のタスクバーに表示されるニュースや関心事項を閲覧することは、最新情報を得るための最速の方法である
・Windows 11では、AIによりパーソナライズされたウィジェットや、Microsoft Edgeの業界最高クラスのブラウザパフォーマンスにより、気になるニュースや情報に素早くアクセスできるようになった
・Microsoft Edgeの新しいタブページでは、Microsoft Startからパーソナライズされたニュースや記事を閲覧でき、ブラウジング中の情報収集に役立っている
iOSとAndroidのモバイルアプリで利用可能
モバイルアプリには次のような特徴があるとしています。
・MicrosoftアカウントでログインするだけでPCで設定したすべての事項がモバイルアプリに同期され、外出先でも情報を簡単に得られる
・モバイルアプリでは位置情報サービスや高度な検索機能を使えるため、周囲の情報を簡単に調べられる
・検索、天気、金融、ニュース、ショッピングなどの情報にワンクリックでアクセスでき、生産性が向上する

なお、25年以上にわたってオンラインコンテンツを配信しているMSNは、今後も引き続き利用できるとして