朝日新聞社は、同社が運営する朝日新聞デジタル版のアプリにおいて新たな機能「ジャンルフォロー」を実装しました。本機能により、読者は自身の興味・関心に合わせて特定の「ジャンル」をフォローできるようになります。
本機能ではフォローしたジャンルの記事がタイムラインの形でまとまるため、ユーザーは知りたい情報を効率的にチェックできます。情報があふれる現代において、知りたいジャンルや注目している分野の記事を見逃すことがありません。

フォローできるジャンルは100種類以上におよび、社会・調査報道、経済、政治、国際、スポーツ、オピニオン、IT・科学、文化・芸能、ライフスタイル、教育・子育て、医療・健康・介護など多岐にわたります。
本機能は、膨大なニュースがあふれ、必要な情報を見つけ出すのが難しくなっている現状を受けて開発されたものです。朝日新聞社は、記者の多角的な視点と深い取材に基づき、質の高い記事を配信していますが、それらが情報の波に埋もれ、関心の高い読者へ届きにくいという課題を抱えていました。
また、読者からも「興味がある分野のニュースをまとめて読みたい」「関心事を起点に、さらに視野が広がるようなニュースに出会いたい」といった要望も多く寄せられていました。
朝日新聞社は、こうした課題の解決に向けて搭載された「ジャンルフォロー」機能を通じて読者一人ひとりの興味関心に応じた質の高い記事を的確に届け、新たな発見やニュースへの深い理解を実感してもらうことを目指しています。
「ジャンルフォロー」を活用することで、特定のテーマに対し、記者が様々な観点で取材している記事をより深く追うことができます。例えば、「将棋」をフォローすると、対局結果に関する記事だけでなく、その歴史や文化から、対局中の「勝負めし」といった話題まで、様々な切り口の記事に触れる機会が生まれます。興味を深掘りしながら、関連する新たな分野への発見や知見が得られます。
朝日新聞社は、読者一人ひとりのニュース体験をより豊かにするため、これまでも多様なフォロー機能を提供してきました。「記者」や「トピックス」、「連載」、そして今回の「ジャンル」まで、読者自身でカスタマイズできる仕様を提供しています。フォロー機能は、「朝日新聞アプリ」限定の有料サービスで、ブラウザー版では利用できません。


本機能は情報量が増す現代において、パーソナライズされたニュース体験という価値を読者に提供するものです。自身のためのプラットフォームという認識が強まり、長期的な読者エンゲージメントの基盤となることが予想されます。