コンテキスト広告のGumGum、広告のアテンションを測定・最適化する「Playground XYZ」を買収

コンテキスト広告を手掛けるGumGum, Inc.は、広告に対するユーザーアテンションの測定と最適化を手掛けるオーストラリアのPlayground XYZを買収したことを発表しました。 クッキーレス化、アテンションエコノミー化が進むなか、Playground XYZの加入によりGumGumは、「…

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コンテキスト広告のGumGum、広告のアテンションを測定・最適化する「Playground XYZ」を買収

コンテキスト広告を手掛けるGumGum, Inc.は、広告に対するユーザーアテンションの測定と最適化を手掛けるオーストラリアのPlayground XYZを買収したことを発表しました。

クッキーレス化、アテンションエコノミー化が進むなか、Playground XYZの加入によりGumGumは、「コンテキストターゲティング」「クリエイティブ」「アテンション測定」を自社のプラットフォームで提供することが可能になったとしています。

GumGumのコンテキスト解析エンジンは、コンピュータビジョンと自然言語処理技術を用い、テキスト・画像・動画・音声をスキャンしてデジタルコンテンツの中身、コンテンツに接触する消費者のマインドセットを把握することが可能で、この技術と広告フォーマットを組み合わせたソリューションを提供しています。

一方のPlayground XYZは、アイトラッキング(視線計測)データに基づき学習・検証を行ったAI技術を使い、広告が実際に見られた時間「アテンション・タイム」を測定し最適化する統合技術プラットフォーム「Attention Intelligence Platform(AIP)」を開発。6年前にオーストラリアで設立し、現在、アジア・パシフィック地域(APAC)、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域(EMEA)、米国で事業を展開しています。

今回のPlayground XYZの加入で、GumGumは新たに6つの拠点をアジア・パシフィック地域に追加し、グローバル展開をより一層強化していくとしています。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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