イギリス政府、独自のNFT発行を計画・・・暗号資産技術と投資のハブを目指す

英国のリシ・スナック財務相は4月4日、王立造幣局(Royal Mint)に対し、今夏までのNFT発行を要請英国を暗号資産技術と投資の世界的ハブにするための幅広い取り組みの一環だという。

新たなNFTは、英政府の暗号資産に対する前向きなアプローチを象徴するものとのこと。ただし、現時点では英政府がどのようなデジタルデータのNFT化を計画しているかは不明。詳細は近々発表される見込みだという。

英政府はこの他、暗号資産分野での複数の取り組みを発表

  • ステーブルコインを決済手段として規制の枠組みに取り入れる。
  • 暗号資産業界とより緊密に協力するクリプトアセット・エンゲージメント・グループを設立。
  • 企業の実証実験やイノベーションを可能にする「金融市場インフラ・サンドボックス」を導入。

といった施策が明らかになっている。

世界のNFT市場は2021年、255億ドル規模に拡大(DappRadar調査)。2020年の1億ドルから劇的に成長していた。各国政府の動きでは、ウクライナ政府が今年3月、戦費調達のためにNFTを発行することを発表していた。

(記事提供元: 経済をシンプルに解説するStrainer)

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