グーグル、300以上の欧州メディアと、コンテンツ掲載についての新たな契約を締結

昨年、ヨーロッパ全域の750のパブリッシャーと協力し、「Google News Showcase」というライセンスプログラムを開始したグーグル社は、この取り組みと並行して、コンテンツのライセンス供与についても交渉し、ドイツ、ハンガリー、フランス、オーストリア、オランダ、アイルランドの300以上の全国紙、地方紙、専門紙と、新たな契約を締結したことを発表しました。

これにより同社は、各パブリッシャーのコンテンツの短い抜粋を、検索で公開することができるようになりました。またこの契約には、パブリッシャーが自社のコンテンツの長いプレビューをオンラインで使用する際の新たな権利も設定されています。グーグルは、パブリッシャーの長いプレビューに対しては料金を支払うとし、ヨーロッパのより多くのニュース出版社がコンテンツに対する報酬を得ることを容易にする新しいツールを発表しました。

パブリッシャー向けにENP契約を開始

法律を遵守し、パブリッシャーに公正な報酬を支払うために、グーグルはパブリッシャー向けに拡張ニュースプレビュー(ENP)契約を開始しました。この契約は、パブリッシャーに対して、グーグルが何を提供するのか、どのようにプログラムに申し込むのか、そしてどのようにフィードバックをグーグルと共有するのかなどについて説明しています。パブリッシャーがENPへの参加を辞退した場合でも、対象となるウェブサイトは「グーグル検索に表示される資格がある」ことに変わりはないとしています。

パブリッシャーはこれまでと同様、自社のコンテンツをグーグル検索に表示するかどうか、またそのコンテンツをどのようにプレビューするかについて完全にコントロールすることができ、いつでも設定を変更し、ENPプログラムに参加することができるとのことです。

グーグルは、これまでにニュースパブリッシャーとの提携に10億ドルを投資していることを報告しており、今後もヨーロッパや世界中のジャーナリズムをさらに支援するための製品やプログラムへの投資を続けていくとしています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

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