ロボットスタート、メディアの音声化サービス「Audiostart」サービス開始

ロボットスタート株式会社は、WEBメディアを音声化しスマートスピーカーやポッドキャストなどのプラットフォームに配信するサービス「Audiostart」を正式サービスとして開始しました。 目次 あらゆる記事を無料で音声化サービス開始の背景音声広告の受容性音声広告の市…

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ロボットスタート、メディアの音声化サービス「Audiostart」サービス開始

ロボットスタート株式会社は、WEBメディアを音声化しスマートスピーカーやポッドキャストなどのプラットフォームに配信するサービスAudiostartを正式サービスとして開始しました。

あらゆる記事を無料で音声化

メディア運営者はコストをかけずにマルチプラットフォームで音声化およびマネタイズが可能になり、ユーザーは広告モデルにより音声コンテンツを無料で楽しめ、広告主・広告代理店は新しい音声広告の配信先を活用できるようになるサービスです。

広告主にとってはスマートスピーカーやPodcastなどの厳選された音声メディアに、音声広告を配信可能なアドネットワークとして利用でき、音声広告の配信、レポーティングのみならず、ご希望によりクリエイティブの制作までサポートするとしています。

サービス開始の背景

音声市場を代表するデバイスであるスマートスピーカは、先行市場である米国ではキャズムを超え普及しています。日本でも、欧米の2~3年程度の遅れで成長中です。さらに、スマートスピーカー以外にもスマホ、PC、車載デバイスなどでもAI音声アシスタントが利用できることで、音声市場はさらに広がっています。

WEBメディアを音声化することで、画面がないデバイスでの利用や、手を使えない状況、目を使えない状況においてもコンテンツを提供することが可能となります。これによりメディアはユーザーにコンテンツを届ける機会を増やすことができます。また、現在米国では音声コンテンツとしてPodcast利用者が増大しています。

近い将来、検索のうち30~50%が音声で行われると予想される中、音声化されていないメディアは検索されない可能性が高くなると想定されます。そういった状況から、音声化が急務と考え、ロボットスタートはメディアの音声化ソリューションを開発したとしています。

音声広告の受容性

ロボットスタート株式会社は、サービス開始前の実証実験でアンケートを行った結果、音声広告の受容性は非常に高いと判断しました。

音声広告に接触していないユーザーと接触したユーザーを比較したところ、認知・興味・好感・使用意思のすべての項目で接触ユーザーのほうが圧倒的に高い結果となりました。

また、接触ユーザーに「広告によりコンテンツの質が向上することに許容できるか」と質問をしたところ、66%が許容できると回答しています。音声広告が許容できない人は0%でした。つまり音声化したメディアに音声広告を配信してもユーザーは受け入れてくれていると考えられます。

音声広告の市場性・ユーザー属性

実証実験期間中の音声広告配信数は約3倍に成長しました。

年代別では、幅広い年代が聴取していることがわかっています。

今後も音声化するメディアの増加、スマートスピーカーの普及率の高まりの相乗効果で配信数は引き続き大きく増加していくとしています。

ロボットスタート株式会社 概要】
2014年12月創業。スマートスピーカー、音声アシスタント、コミュニケーションロボット、サービスロボット、AI、IoTなど最先端領域で、プラットフォーム事業・メディア事業・コンサルティング事業を手掛ける。

会社名 : ロボットスタート株式会社(英文社名 robot start inc.)
設立日 : 2014年12月5日
資本金 : 124,700,000円(資本準備金含む)
代 表 : 中橋 義博(代表取締役社長)
住 所 : 〒153-0064 東京都目黒区下目黒2-20-28 東信目黒ビル 7階

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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