おはようございます、Media Innovationの多賀です。コロナ禍で、回転寿司各社の動きに違いが出ているようです。飲食店のなかでも新型コロナの影響が大きそうな回転寿司ですが、さまざまな工夫を凝らし、なんとか耐え抜いています。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
3月16日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
ビデオを再定義している3つのトレンド (YouTube Official Blog 英文)
YouTubeの公式ブログで、急速に変化する動画コンテンツ業界のトレンドについて解説されています。調査によると、米国では2021年には有料テレビを上回る1億600万以上の世帯でストリーミングコンテンツが視聴されると予想されており、また、昨年12月には米国の1億2000万人以上がYouTubeをテレビ画面で視聴したとのこと。そのほか、注目のトレンドとして挙げているのは、eコマースとの連携と、ショート動画の流行です。YouTubeはそれぞれの分野で機能を拡充し始めており、今年も動画コンテンツを引っ張っていく存在となりそうです。
Twitterの音声配信機能「Spaces」、来月に全ユーザーへ公開か (The Verge 英文)
「Clubhouseクローン」とも呼ばれるTwitterの新機能「Spaces(スペース)」は現在ベータテスト中で、一部のユーザーのみがスペース(音声ライブ)を開催できますが、来月には全ユーザーが利用可能になるようです。私もTwitterでフォローしている方がスペースを開催していましたが、コンテンツクリエイターやインフルエンサーにとって、既存のコミュニティをそのまま活用して音声配信を行なえるのは、新たなプラットフォームであるClubhouseと比べて大きなアドバンテージではないかと感じました。なお、Facebookも同様の機能を開発中と報道されています。
女性のテック記者への嫌がらせは報道に萎縮効果をもたらす (Washington Post 英文)
ワクチンに関する誤情報は少数のユーザーによって拡散されている・・・Facebookが調査結果を報告 (Washington Post 英文)
3月16日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
Googleニュースで特定のトピックについてAIが多角的に記事をまとめる「フルカバレッジ」をGoogle検索に拡張【会員限定】
Googleニュースの機能「フルカバレッジ」がGoogle検索の結果にも導入されます。特徴は、AIが様々なソースからニュースをキュレーションするということ。新型コロナウィルスや大統領選挙など、情報の信頼性や異なる立場の意見が飛び交う昨今、正しく情報を判断する手助けとなりそうです。グーグルは、プライバシー保護や情報の信頼性など、大手インターネット企業としての責任を果たすために様々な取り組みを行なっているようです。
1兆円の広告収益が失われる可能性、IABがサードパーティクッキー廃止に対する業界の目論見の甘さを警告【会員限定】
デジタルメディア各社を対象にした調査結果をもとに、まもなくやってくるサードパーティクッキーの廃止に向けて十分な準備や心構えができていない傾向にあると指摘しています。特に、「収益にはあまり影響が無い」と考えている企業が多い上に、従来通りのクッキーに依存したビジネスから抜け出せていないことが調査で分かっています。MIでもたびたびこの話題を取り上げてきましたが、何が起こり、何をする必要があるのか、早い段階から検討して策を講じることが求められています。
グーグルがクッキー廃止後に向けたパブリッシャー向けの取り組みを紹介・・・ファーストパーティデータ活用に重点
米ラジオ局がポッドキャストインフルエンサーマーケットプレイスのPodcornを買収【会員限定】
ボイスメディアVoicy、月間聴取時間がサービス全体で100万時間を突破
Taboola、ロイヤリティ機能を提供…読者のロイヤリティレベルでおすすめコンテンツ出し分けが可能に
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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