5月3日は、「一般市民が報道から正しい権利を得ること、ジャーナリストが自由かつ安全に情報を提供する権利を保障する」ことを目的とする国際デー、「世界報道自由デー」でした。
ツイッターは、3日、この「世界報道自由デー」を記念し、ローカルジャーナリズムに焦点を当て、支援するためのキャンペーンを行いました。以下にTwitter社の取り組みを紹介します。
目次
#FollowLocalJournalistsを用いたキャンペーン
今回、Twitter社は、ソーシャルメディアでもあるTwitter上で『#FollowLocalJournalists (#記者をフォローしよう)』を用いたキャンペーンを開始しました。ローカルジャーナリズムの重要性を訴えるとともに、その発展に貢献したジャーナリストの地位向上や認知拡大を目的としています。また、このキャンペーンの一環として行う地方紙に対するサポートとして、米国全土28紙の地方紙で広告キャンペーンをデジタル、紙媒体の双方で展開しています。
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音声メディア『Spaces』を用いたキャンペーン
また、音声を通してリアルタイムで他ユーザーと交流することができるTwitterの機能『Spaces(スペース)』を用いたキャンペーンを開始したことで、異なる国や地域の記者と直接交流し、生の声に触れることが可能になりました。日本では、国内のジャーナリズムの状況について討論できる『Spaces』を開設したほか、インドでは現在猛威を振るっているCOVID-19について、ミャンマーでは軍によって引き起こされたクーデターやその後にSNS上で起きたキャンペーン『#whatshappeninginmyanmar』についての討論を行う『Spaces』を開設しています。
UNESCOやNGOとのパートナーシップを締結
上記以外にも、UNESCOやジャーナリスト保護に取り組むNGOとのパートナーシップを
締結し、「#FollowLocalJournalists」、「#WorldPressFreedomDay」、「#PressFreedom」、「#WPFD2021」というハッシュタグの絵文字を20カ国語で発表するなど、「世界報道自由デー」に関する話題を提起しています。また、2021年の「世界報道自由デー」に向けたアジア太平洋地域協議に参加し、メディアや情報リテラシーの促進におけるテクノロジーの役割についての議論を行いました。
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