おはようございます、Media Innovationの多賀です。ハイチで起こった地震による死者が2000人を超えたとのこと。被災地支援も難航しているようです。一人でも多くの命が助かることと、感染拡大と地震が互いに悪影響を及ぼし合わないことを願います。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
8月20日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
ファミマ、デジタル広告を「新たな成長戦略の柱」に ウォルマートに続けるか (リテール大革命)
ファミリーマートは、レジの背後など店内にデジタルサイネージを設置し、これを活用したメディア事業をスタートさせることを発表しました。広告表示による販促効果も実証済であるとのこと。レジで会計が表示されるまでの暇な時間をビジネスに活かしたい考えです。
英メディア団体が「英国のメディアは人種差別的ではない」という主張を撤回 (The Guardian 英文)
今年3月、The Society of Editorsは、前理事がメーガン妃の関する報道が人種差別的であるという指摘に対し「イギリスメディアは人種差別的ではない」と発言。新聞業界に大きな論争を巻き起こしていました。先月に新理事が就任した際にも批判は収まらず、前理事の発言を正式に撤回するに至りました。
コムキャストとバイアコムがヨーロッパで新ストリーミングサービスを開始 (The Hollywood Reporter 英文)
暗号資産取引所「Coinbase」日本参入 信頼性訴求でユーザー獲得狙う (ITmedia)
楽天グループ、ネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」を提供開始 (ビジネス+IT)
18万のユーザーの声を活かす民間気象情報会社・ウェザーニューズのAIを駆使した予報技術に迫る! (newsHACK)
Z世代にとってSNS広告は有力な情報源?Z世代が求めるSNS広告のあり方を考える (MarkeZine)
フェイスブックが「最も人気のある投稿のランキング」を発表するも得るものなし (TechCrunch)
8月20日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
Twitter、ユーザーが誤情報ツイートを報告する新機能をテスト・・・政府からも厳しい視線を向けられるソーシャルプラットフォーム【会員限定】
ツイートの報告機能に、これまであった「差別的」「スパム」といった内容のほかに、「誤解を招く」という報告項目が追加されました。バイデン大統領や公衆衛生局からも、ソーシャルプラットフォームの誤情報拡散は問題視されており、対応を迫られています。
ニュースルームは「没入型ジャーナリズム」をどう活用する?・・・BBC、El Paísなど世界のメディアの取り組みを紹介【会員限定】
没入型ジャーナリズムは、内容を自分のことのように体験できるニュースコンテンツのこと。SNSアプリを模したユーザー体験や、VRコンテンツなど、世界各地で実験的な試みが行われています。通信インフラが進歩し、より自由度が高まりつつあることで、こういったインタラクティブで高品質なメディアが増えていくことが期待されます。
ブロックチェーンコンテンツ協会がJBAに合流…窓口を一本化し、官民連携を加速
オトナル、企業向けのポッドキャスト配信システム(CMS)の提供を開始・・・ラジオ局とも連携し音声オウンドメディアをサポート
Spotify、音楽とトークを一緒に楽しめる新しい機能「Music + Talk」の提供を開始
コンバージョン最適化プラットフォームSprocket、総額7.6億円の資金調達を実施…事業拡大とプロダクト開発を推進
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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