コンバージョン最適化プラットフォームSprocket、総額7.6億円の資金調達を実施…事業拡大とプロダクト開発を推進

株式会社Sprocketは、日本ベンチャーキャピタル株式会社、ニッセイ・キャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、株式会社博報堂DYベンチャーズを引受先とした第三者割当増資等により、総額7億6千万円の資金調達を実施しました。 ユーザーの行動からコンバージョンを最…

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コンバージョン最適化プラットフォームSprocket、総額7.6億円の資金調達を実施…事業拡大とプロダクト開発を推進

株式会社Sprocketは、日本ベンチャーキャピタル株式会社、ニッセイ・キャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、株式会社博報堂DYベンチャーズを引受先とした第三者割当増資等により、総額7億6千万円の資金調達を実施しました。

ユーザーの行動からコンバージョンを最適化するプラットフォームを提供するSprocketは、これまでに6億円の資金調達を実施。累計調達額は、今回のシリーズCとなる資金調達によって13億6000万円となります。同社は今回の資金調達により、事業拡大に向けた体制構築とプロダクトの開発を推進するとしています。

同社のプロダクトは、2021年7月20日に「ツリーマップ(α版)」の提供を開始。この新機能により、ツリーマップでWebサイトのディレクトリやページを表現し、これまでのアクセス解析ツールよりも直感的にWebサイトの状態を把握することができるため、改善施策をどのページに実施するべきかを検討することが可能です。

また、2021年7月27日には「データ連携(バッチ取り込み)」の提供を開始。新機能を利用することで、これまでのECサイトなどでのログイン情報だけでなく、特定店舗の利用実績があるユーザーに対してその店舗の新着ニュースを表示するなど、チャネルを横断した施策が可能になります。

さらに、今回の資金調達によって事業拡大に向けた採用を強化。アートディレクター、デザイナー、コンテンツディレクター(編集者)などを採用するとのことです。

Sprocket(スプロケット)とは

ページ閲覧、スクロール、クリックなどのユーザーのオンライン行動データを活用し、Webサイト上でカスタマージャーニーに合わせて最適なタイミングで接客ポップアップを表示し、理想的な顧客体験を提供するコンバージョン最適化プラットフォームです。ユーザーの態度変容を促し、コンバージョン率の向上や離脱率の低下といったKPIの改善を図ることができます。

Sprocketは、ユーザーの行動からコンバージョンを最適化することにより、クライアントのビジネス成果向上とエンドユーザーへの良質な体験提供を両立させ、「主客一体」を理想とする長期にわたる関係性構築を目指すとしています

《s.m》

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