株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社であり、統合マーケティングプラットフォーム「PORTO」を運営する株式会社PORTOは、「PORTO Premium Audio」において音声広告配信の有効性をリサーチする実証実験を実施し、音声広告配信によるサーチリフト効果の検証結果を発表しました。
この実証実験では、株式会社マクロミルがヤフー株式会社と連携して提供する分析ソリューションを用い、金融系クライアントの音声広告の実証実験を実施。実験内では、音声広告の接触者・非接触者の指名検索状況の比較分析を通し、音声広告配信によるサーチリフト効果を検証しました。
その結果、音声広告接触者は非接触者と比較し+10%、radiko/Spotifyでの重複接触者に関しては+22%のサーチリフト効果が発見されました。これにより、音声広告配信によりユーザーの認知などのアッパーファネルに有効的であることに加え、ミドルファネルに関しても効果的であることが実証されたとのことです。
また、今回PORTOが実施した実証実験は、音声広告における新たな評価基準項目を検証するために実施したものでもあり、今回の検証結果を通し、サーチリフトも音声広告の新たな評価基準として活用できることが実証さたと結論づけています。