CARTA HOLDINGSのグループ会社であるテレシーは、テレビCM効果計測ツール「テレシーアナリティクス」の即時効果を精密に評価できる「ダイレクトレスポンス分析」において、特許を取得したと発表しました。
「ダイレクトレスポンス分析」は、CM放映直後10分間の実績値に焦点を当て、瞬間的な反応を捉える手法です。視聴率に依存しにくい独自の評価システムを採用し、クリエイティブや放送枠のパフォーマンスをより直接的に評価します。特許番号は7651769で、2025年3月17日に登録され、3月26日に発行されました。
テレシーは、クライアント企業の課題に対して、運用型テレビCMを軸とした統合型マーケティング・コミュニケーション・サービスを提供しています。戦略策定からCMクリエイティブの企画制作、メディアバイイング、効果測定まで一気通貫して企画、実行することが特徴です。
同社が提供する「テレシーアナリティクス」では、キャンペーン全体のCM効果を包括的に分析する「シーケンシャルレスポンス分析」と、瞬間的な反応に注目した「ダイレクトレスポンス分析」を組み合わせることが可能です。
「シーケンシャルレスポンス分析」も特許取得済みの手法で、視聴率やアドストック効果を考慮し、過去のデータを基にCMの影響を精密に推定します。番組枠、放送局、エリア、クリエイティブごとに広告投資の費用対効果を詳細に評価し、キャンペーン全体の成果を把握することで、中長期的な広告戦略の構築に貢献します。
「シーケンシャルレスポンス分析」と「ダイレクトレスポンス分析」を合わせることで、テレビCMの効果を正確かつ多角的に分析することが可能です。今回の特許取得により、テレシーはクライアント企業のテレビCM施策をより効果的にサポートすることができるようになりました。今後も革新的なソリューションを提供し続け、クライアント企業の事業成長に貢献していくことが期待されます。
