グーグル、サードパーティクッキー廃止を2024年後半に更に延期

グーグルは、2023年後半としていたブラウザ「Chrome」におけるサードパーティクッキーの廃止について、より多くの時間が必要だとして、2024年後半まで延期すると明らかにしました。当初、この廃止は2022年後半とされていましたが、昨年6月に一年間延期されていました。 …

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<p>LAS VEGAS, NEVADA – JANUARY 08: People walk past the Google pavilion at CES 2020 at the Las Vegas Convention Center on January 8, 2020 in Las Vegas, Nevada. CES, the world’s largest annual consumer technology trade show, runs through January 10 and features about 4,500 exhibitors showing off their latest products and services to more than 170,000 attendees. (Photo by Mario Tama/Getty Images)</p>

グーグルは、2023年後半としていたブラウザ「Chrome」におけるサードパーティクッキーの廃止について、より多くの時間が必要だとして、2024年後半まで延期すると明らかにしました。当初、この廃止は2022年後半とされていましたが、昨年6月に一年間延期されていました。

ブラウザ上で発行されるクッキーは様々な用途で利用されてきましたが、特に広告配信においてユーザーを一意に特定するために活用されています。ウェブサイトでの広告配信時やクリックの遷移時にサードパーティ(第三者)の発行するクッキーを付与し照合することで、他のウェブサイトに訪問した際にも同じユーザーだと識別でき、再度同じ広告を表示する(リターゲティング)などの手法が発達しました。一方で「広告に追いかけられすぎる」という指摘もあり、プライバシー保護のため、各社が対応を進めてきました。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

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