【メディア企業徹底考察 #134】「推しの子」効果でKADOKAWA映像事業の利益が42倍に

株式会社KADOKAWAが2024年3月期上半期を増収で折り返しました。

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株式会社KADOKAWAが2024年3月期上半期を増収で折り返しました。

2023年4-9月の売上高は前年同期間比1.3%増の1,242億円でした。KADOKAWAは2023年3月期に子会社フロム・ソフトウェアのゲーム「ELDEN RING」が大ヒット。この期の売上高は前期比15.5%増の2,554億円となり、過去最高を更新しました。

ただし、ゲームのヒットは業績の一時的な要因になりやすく、反動減に見舞われるケースがほとんど。KADOKAWAも例外ではなく、2024年3月期の通期売上高は前期比1.7%減の2,511億円の減収を予想しています。

上半期のゲーム事業は予想通りの大幅な減収に見舞われています。窮地を救ったのが映像事業。アニメーション「推しの子」のヒットです。見事、上半期は増収での通過となりました。


《不破聡》

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