英リーチの通期決算、売上・営利ともに微減・・・PVが大幅に減少、米国に戦略投資

英国の新聞社・リーチ(Reach)は、2023年度の通期業績を発表しました(1-12月)。同社のCEO、ジム・マレン氏は、年金資金の調達や訴訟に関する長期的な不確実性が取り除かれたと報告。負債を削減し、事業に集中する環境を得られたとしています。

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リーチが発行するデイリー・ミラー(Photo Illustration by Leon Neal/Getty Images)

英国の新聞社・リーチ(Reach)は、2023年度の通期業績を発表しました(1-12月)。同社のCEO、ジム・マレン氏は、年金資金の調達や訴訟に関する長期的な不確実性が取り除かれたと報告。負債を削減し、事業に集中する環境を得られたとしています。

通期の売上高は5億6800万ポンド(約1080億円)、営業利益9650万ポンド(約180億円)で、売上高・営業利益それぞれ5.4%、9%減となりました。売上はデジタルが15%減、印刷物が2.2%の減でした。継続的なコスト削減プログラムを実施しているほか、新聞紙の値上がりが一部抑えられるなど、コスト削減努力が功を奏している面もあるようです。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

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