オリコン株式会社が5日に発表した2025年3月期 第1四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年6月30日)は、売上高11億6800万円(前年同期比4.9%)、営業利益3億200万円(▲8.2%)、経常利益3億4700万円(▲6.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億9400万円(23.4%)となりました。
オリコン株式会社のセグメント別業績は、コミュニケーション事業が前年同期比7.7%増の売上高を記録し、特に顧客満足度調査事業が16.3%増加しました。ニュース配信・PV事業では売上高が3.0%減少しましたが、自社メディアのセッション数は増加しています。コミュニケーション事業全体の売上高は前年同期比で65,794千円増の924,520千円、セグメント利益はわずかに増加しました。
データサービス事業では、エンタテインメント関連データの提供を行い、売上高は前年同期比0.6%増の167,134千円を達成しましたが、人件費の増加によりセグメント利益は3.6%減少しました。
モバイル事業は、売上高が前年同期比14.2%減の76,735千円、セグメント利益は37.7%減となりました。これはモバイル端末向けの音楽・書籍等のコンテンツ配信サービスの売上が減少したことによるものです。
今期の通期業績予想は、売上高は52億円(8.3%)、営業利益は17億2000万円(10.5%)、経常利益は17億1000万円(7.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億7000万円(10.9%)としています。