スマートニュースは7月23日、サブスクリプションモデルのニュースサービス「SmartNews+」の累計購読者数が、10万人を突破したと発表しました。
SmartNews+は、ニュースアプリSmartNews内で提供しているサブスクサービスで、経済・ビジネスカテゴリを中心に、50以上の有料メディアから厳選した記事を配信しています。2023年12月のサービス開始以来、提携メディアの拡大やプロダクトの改善を重ね、2025年4月にはWebブラウザ版の提供も開始しました。
累計購読者数10万人突破を記念した特設ページでは、「SmartNews+のこれまでの軌跡」として、提携メディアの拡大、プレミアムクーポンの追加、Webブラウザ版の開始など、サービスの進化を紹介しています。「よく読まれた記事」では、過去の特集やビジュアルで構成されたグラフィックニュースから、人気記事を再掲載。購読者以外も、毎月2記事まで読むことができます。
さらに、「ユーザー特典」として、購読者限定で全国のローソン・ユナイテッドシネマで何度でも使える映画鑑賞クーポンを2025年10月末まで配信しているほか、月額の購読料が通常1,480円のところ980円となる割引キャンペーン、Xのフォロー&リポストキャンペーンの情報を掲載しています。
また、SmartNews+に記事を配信する複数の提携メディアの編集長がコメントを寄せています。ダイヤモンド・オンラインの編集長である浅島亮子氏は、「時流を捉えたトピックと豊富なニュースのラインアップが、タイパを重視するビジネスパーソンの心を鷲掴みにしている」と分析。東洋経済オンラインの編集長である山田俊浩氏は「『クオリティの高いコンテンツのセレクトショップ』としての価値を多くの読者に認められたからこそ、着実な発展を遂げている」と見解を述べています。
PRESIDENTの編集長である星野貴彦氏は「情報にお金を払うという選択が、知的好奇心を満たし、日々の仕事や学びを豊かにする。この素晴らしい体験が10万人に届いたことは、大変心強い」と有料モデルが受け入れられたことに喜びを示しました。みんかぶの編集長である江口匠氏は、「SmartNews+に配信を始めることで、みんかぶプレミアムの知名度が向上し、弊社媒体だけではリーチできない層にも記事が届くようになりました」と認知向上効果を評価しています。
メディア業界では生成AIの普及による情報取得スタイルの変化が大きな影響を及ぼしており、サブスクリプションモデルのSmartNews+が今後もユーザー数を伸ばしていけるか、注目されます。