ホットリンクは、2025年1月15日にMeltwater Japanとの業務提携を発表しました。今回の提携は、日本企業の海外展開が加速する中、デジタル技術を活用したマーケティング支援への関心が高まっていることを背景に締結されたものです。
日本貿易振興機構（ジェトロ）の2023年度海外ビジネス調査によると、日本企業のDXへの取り組みは2年連続で拡大しており、目的としては「顧客データ取得・分析による市場開拓」が56.6%と高い比率を示しています。
ホットリンクは、国内向けのSNSマーケティング支援事業を展開してきました。一方、Meltwater社は、SNSやオンラインメディアから1日あたり約10億件のコンテンツを収集し、企業のデータに基づく意思決定を支援するソーシャルメディア分析ツールを有しています。
今回の提携により、両社の強みを活かしたグローバル対応のSNSマーケティング支援サービスの共同提供や、データ分析手法・ツールの高度化、グローバル事例の共有・研修などが計画されています。これらにより、日本国内のみならず海外市場においても、より包括的なSNSマーケティング支援が可能となります。
Meltwater JapanカントリーマネージャーのTim O'Rourke氏は、「本提携により、業界をリードするMeltwaterのプラットフォームと、日本市場におけるホットリンク社の卓越したSNS専門知識を融合させ、より高品質なサービスをお客様に提供できると確信しています」とコメントしています。
ホットリンク 執行役員COOの鈴木翔平氏は、「両社の強みを最大限に生かし、国内外問わずあらゆる企業のSNSマーケティングをより一層支援し、社会に貢献してまいります」と述べました。
また、2025年1月22日にはオンラインセミナー「商品の売上アップを実現するSNS運用とメルトウォーターの効果的な活用法」を開催します。参加費は無料で、1月20日までにフォームを通じた申し込みが必要です。セミナーでは、ホットリンクのコンサルタントがSNS運用について解説し、Meltwater社のジェイク・バロウズ氏がソーシャルメディア分析ツールの効果的な活用方法を詳しく説明する予定です。
今回の業務提携により、ホットリンクとMeltwater Japanが、日本企業のグローバル展開におけるSNSマーケティングを強力に支援していくことが期待されます。両社の技術とノウハウを組み合わせることで、企業のブランド認知拡大や新市場開拓に貢献する包括的なサービスが提供されることになりそうです。
