LINEヤフーは、「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」において、AIを活用した画像生成機能を1月21日より無料で提供開始しました。
Yahoo!広告のディスプレイ広告では、これまで1つの画像を複数のサイズに加工して入稿する必要があったため、広告主にとって作業の負担が生じていました。新機能では、広告管理ツールで1つの画像を選択し拡張を実行すると、AIが自動で複数サイズに拡張した画像を提案します。
この新機能により、デザイナーが在籍しない企業や広告作成にリソースを割くことが困難な企業でも、複数サイズの画像を容易に作成・入稿することが可能になりました。広告作成にかかる負荷の緩和や工数削減が期待できます。
対象となるのは、レスポンシブ広告やバナー広告の新規作成および編集時です。アスペクト比は、レスポンシブ広告が1:1と1.91:1の2種類、バナー広告が1:1、16:9、6:5、1:2の4種類に対応しています。アカウント1つにつき1ヶ月最大30回までという利用回数制限があり、それ以降は翌月まで利用できなくなるシステムです。
なお、生成された広告クリエイティブは広告審査を保証するものではありません。広告掲載基準に準拠していない場合や問題のあるクリエイティブは、修正する必要があります。また、本機能はOpenAIやGoogle提供のAI技術を使用しており、利用にあたっては各社の利用規約への同意が必要です。
LINEヤフーは、今後も「Yahoo!広告」を通じて広告主の広告運用の効率化や利便性向上に努めていくとしています。画像生成AI機能の導入により、より多くの企業が効率的に広告を作成できるようになることが期待されます。