朝日新聞は3月8日の国際女性デーに合わせ、ジェンダー問題を多角的に取り上げる特集紙面を発行します。当日の1面の題字には、国際女性デーのシンボルである「ミモザの花」をあしらった特別デザインを採用し、ジェンダー平等実現に向けた同社の姿勢を示します。
特集では、職場や学校、家庭、そして海外の紛争地域など、さまざまな場所におけるジェンダー平等の現状を報じます。また、性的トラブルや性暴力事件から、性的同意について考える企画も用意。広告も女性の活躍を応援する内容が中心となり、紙面全体を通してジェンダー問題を考える機会を提供します。
朝日新聞社は2020年に「ジェンダー平等宣言」を公表し、ジェンダー問題をより多角的に報じるため、企画を「Think Gender」と改め、発信を強化してきました。
特集記事は朝日新聞社のニュースサイトの特設ページ「Think Gender」でも掲載されます。さらに、同サイトでは国際女性デー特別企画「ここから知るジェンダー」も展開。ジェンダーに関する基本的な知識から最新事情までをカード形式で紹介し、授業や研修での教材としても活用できる内容となっています。
この特集紙面の発行は、朝日新聞社が掲げるパーパス「ひと、想い、情報に光をあて、結ぶ。ひとりひとりが希望を持てる未来をめざして。」の実践と言えます。
「つながれば、見えてくる。」というスローガンのもと、読者やステークホルダーとつながる行動を通じて、ジェンダー平等の実現に向けた社会的議論を喚起することを目指しています。同社は今後も報道や事業などを通じて、ジェンダー平等の実現を目指す取り組みを続けていく方針です。
朝日新聞社の今回の取り組みは、メディアとしての社会的責任を果たすとともに、ジェンダー平等に関する意識向上と具体的な行動を促す重要な一歩となるでしょう。今後も、同社がジェンダー問題に関する報道をリードし、社会の変革に貢献することが期待されます。