独メディア大手アクセル・シュプリンガーが、アフィリエイト・マーケティング事業「Awin」の売却を検討していることが明らかになりました。複数の関係者によると、同グループは近週、Awinの売却を支援するアドバイザリー役のピッチを銀行に依頼しているとのことです。ロイター通信が報じています。
Awinは2000年に設立され、現在では1400人の従業員を抱え、100万を超えるパブリッシャーと3万社の広告主をつなぐグローバルなアフィリエイトネットワークを運営しています。広告主の商品をパブリッシャーが宣伝する仕組みを提供することで、昨年度には広告主に180億ポンド(約350億円)の収益をもたらし、パブリッシャーには12億ポンド(約235億円)を生み出しています。