「Teads」ブランドとして新たなオムニチャネルプラットフォームを運営するOutbrain Inc.は、産経デジタルとの戦略的パートナーシップ契約更新の合意に至ったことを発表しました。
産経デジタルは2015年よりOutbrainのプレミアムパブリッシャーパートナーとして参画し、インタラクティブなレコメンデーションウィジェットを通じたユーザーエンゲージメントの強化と広告配信を開始しました。今回、日本で初となる5年間の長期契約を更新しています。本パートナーシップの対象となるメディアは、「産経ニュース」「サンスポ」「iza」です。
産経デジタルの代表取締役社長である土井達士氏は、「Outbrain社とは過去より8年間にわたりパートナー関係を構築し、我々の広告戦略の中で重要なポジションを占めております」とコメントしています。OutbrainとTeadsは2025年2月に統合し、Teadsブランドでの運営を開始しました。これについて、土井氏は、「Teads社とも以前からパートナー関係にあった中で、統合による一段の価値向上の実現を期待しております」と続けています。
一方、Teads North East Asia地区 Managing Director(マネージングディレクター)の今村幸彦氏は、「長期にわたる関係は、信頼できるパートナーとしてだけでなく、収益化の中核的なパートナーとして認めていただいたという証であると思っています」と述べています。
新生Teadsは、オープンインターネットにおける成果型オムニチャネルプラットフォームとして、プレミアムメディアを通じたフルファネルをカバーした広告活動を支援します。予測AI技術を活用し、高品質なメディア、美しいブランドクリエイティブ、コンテキスト、アドレサビリティを活用した広告配信技術および測定を組み合わせることで、メディア投資の価値を最大化します。
本パートナーシップを通じて、Teadsはリーチ可能なオーディエンスの質・量のさらなる向上を図るとともに、産経新聞グループの収益強化およびサイト内回遊の促進に貢献していく方針です。