マチディア、YEデジタル、西日本新聞社の3社は連携し、西日本新聞社が提供するニュースサイト「西日本新聞me」を、YEデジタルが提供する「スマートバス停」の配信メニューとして標準搭載すると発表しました。6月から九州北部5県で提供を開始します。
スマートバス停は、デジタルサイネージや電子ペーパーに運行時刻表や系統図などのバス運行情報をリアルタイムで配信できるバス停です。時刻表以外に地域情報や広告を表示でき、バスの待ち時間に利用者が情報に触れることができる街角での情報発信プラットフォームとして活用されています。
3社は今回の連携により、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県の北部九州5県内に新設されるスマートバス停を対象として、九州の最新情報を伝える「西日本新聞me」のニュース配信を開始します。
「西日本新聞me」は、九州最大のニュースサイトです。特に福岡県内では、福岡都市圏、北九州、筑後、筑豊の各地域で分け、細やかな地域情報を中心とした最新ニュースのほか、西日本新聞社ならではの地域に密着した、他媒体では手に入らないニュースや生活情報、イベント情報などを提供しています。
マチディアは、スマートバス停という交通メディアの可能性を広げることで、人とまちをつなぐ新たなメディアネットワークづくりに取り組んでいる企業です。YEデジタル、西日本新聞社などによる合弁会社として設立され、スマートバス停への「西日本新聞me」搭載を推進しています。
スマートバス停の配信メニューに「西日本新聞me」を標準搭載することで、バス利用者に対して地域情報に触れる機会を提供でき、街角の情報発信プラットフォームとしてのスマートバス停の価値の認知が広がることが期待されます。3社はさらに多くの情報発信へとつなぐことで、利用者の利便性向上や豊かなまちづくりにつなげていく方針です。