LIDDELと東京新聞グループの東京アドレップは、SNSマーケティングと新聞メディアの力を組み合わせた新たなマーケティング支援サービス「東京インフルエンサーパッケージ」の販売に関する業務提携を締結したと発表しました。
本パッケージは、東京の街や文化、消費トレンドに精通しているインフルエンサーを厳選し、ステマ規制や炎上などのリスクマネジメント研修を修了した「東京インフルエンサー」が、SNS上でサービスや商品の魅力を発信するマーケティング支援メニューです。
両社は共同でパッケージを企画・販売し、企業のブランド認知・集客課題に対して「信頼と拡散」の両面からアプローチするマーケティング支援を提供します。
企業は、複数の施策から自社のニーズに応じて選択し、組み合わせて実施できます。インフルエンサー投稿や、SNSアカウント運用代行、SNSキャンペーン企画・事務局運営、縦型ショート動画の制作・配信、SNSレクチャー動画の納品、東京新聞の広告紙面や、東京新聞のWEBサイト内タイアップページとの連携などが選択可能です。
本パッケージは、「東京」という都市の持つ情報密度と、文化的多様性を活用した独自性が特長です。東京に住み、リアルを発信しているインフルエンサーによるSNS発信は、全国のユーザーにとって「今を象徴する消費スタイル」として受け入れられやすく、地方企業の「東京発」ブランド構築にも大きな効果を発揮します。
この新サービスは、消費者の情報接触が、テレビや新聞からSNSやインフルエンサーへと大きくシフトしている一方でAIコンテンツやフェイクニュースが増加していることを背景として考案されたものです。「確かな情報」「信頼できるメディア」を求める声が強まっており、企業は「時代性」と「本質性」の両立が求められています。
こうした課題の解決に向けて、SNS・インフルエンサーマーケティングにおける豊富な実績と5万人超の登録インフルエンサー基盤をもつリデルと、新聞メディアを母体に高い信頼性と地域発信力を誇る東京アドレップが協力し、新たなマーケティングソリューションを提供します。
本パッケージにより、地方で生まれた商品・ブランド・サービスを、東京という都市を「情報のハブ」として全国や世界へと広げることが可能です。東京を「伝える力の中心地」と位置づけ、企業のマーケティング活動における「次の選択肢」として活用できます。また今後は、本施策を通じて生まれた事例や知見を、公式SNSアカウントなどでも発信予定です。