ブルームバーグ・メディアが2025年度の業績を公表し、総売上が前年比6%増となったことが明らかになりました。サブスクリプション収入が2桁成長を記録する一方、同社は動画体験の全面刷新を発表。ライブとオンデマンドを統合した新プラットフォームを通じ、動画コンテンツの一部を有料会員限定とする方針を打ち出しました。
売上構造に見る「分散型」モデルの堅調さ
ブルームバーグ・メディアのKaren Saltser CEOが3日に社内向けに公開したメモによれば、2025年度の事業セグメント別実績は以下の通りです。サブスクリプション収入が前年比10%増、広告・スポンサーシップ(コア広告+ライブイベント)が同5%増、うちライブイベントのスポンサーシップ単体では同30%増と大幅に伸長しました。一方、ライセンス&パートナーシップは同2%減にとどまりました。
注目すべきは、広告事業のクライアントリテンション率が82%に達した点です。メディア業界全体でデジタル広告の単価下落やプログラマティック偏重が課題となるなかで、高い継続率を維持していることは、ブルームバーグ・メディアの広告プロダクトがプレミアムポジションを確立していることを示唆しています。



