ジュニアスポーツのデータプラットフォームを展開する株式会社グリーンカードは、株式会社講談社を単独引受先とする第三者割当増資による資本業務提携契約を締結したと発表しました。出資額は非開示です。
グリーンカードは福岡市に本社を置き、2015年1月に設立されたスポーツメディア・データプラットフォーム企業です。資本金は資本準備金を含めて3億525万円で、「地域スポーツのインフラを構築する」というビジョンのもと、ジュニア・アマチュアスポーツの試合情報や競技者データの可視化、チーム運営支援などを手掛けています。
一方の講談社は、2006年から運営するサッカーメディア「ゲキサカ」を擁しています。ゲキサカは中学・高校・大学のアマチュアカテゴリーからJリーグ、日本代表、欧州主要リーグまでオールカテゴリーの最新ニュースを年間2万本以上配信しており、月間690万UU、3,420万PVを記録する国内最大級のサッカーメディアです。SNS総フォロワー数は100万超で、サッカースパイク等のEC事業も展開しています。
本提携では、両社のメディアリソースやデジタルノウハウを融合し、サッカーを中心としたスポーツ領域のDX化やデータベースの統合を進めます。具体的には、両社のデータ基盤(情報・登録IDなど)を統合し、競技者・元競技者・指導者・チーム・ファンに対するスカウト、マッチング、コンサルティング、クラウドファンディング、ECといった多角的なビジネスモデルの構築を目指します。また、全国各地のジュニア・アマチュア層の試合を自動ライブ配信でコンテンツ化し、競技者のパフォーマンスデータとして可視化する取り組みも検討項目に含まれています。
グリーンカード代表取締役社長の羽生博樹氏は「選手一人ひとりの努力や熱狂を情報・データとして広く届け、将来の選手キャリアのチャンスへとつなげる取り組みを加速させる」とコメントしています。講談社ゲキサカ編集長の西山紘平氏は、20周年を迎えた今年、ゲキサカブランドでの新規事業展開を目指す中でグリーンカードとの協業可能性を昨年から話し合ってきたと明かしました。

