ニュースレタープラットフォーム「Substack」が、AI検出ツール「Pangram」との提携による新機能を2026年7月21日に発表しました。
これはユーザーがアプリ内でテキストをスキャンし、その文章がどの程度人間の手で書かれたか、あるいはAIの支援を受けたかを推定できるようにするものです。共同創業者のChris Best氏が公式投稿で発表し、この取り組みを「Claudefishing(クロードフィッシング)」への対抗策と位置づけています(Substack)。
Best氏が造語した「Claudefishing」とは、読者が人間の書き手による文章だと期待して注意を払っているにもかかわらず、実際には人間の思考が介在していないAI生成テキストを読まされている状態を指します。「Pangram」の推定によれば、一部のソーシャルメディアプラットフォームではテキストの最大40%がAIによって生成されているとされます。
Substackはこの問題の本質を、AIの使用そのものやその出力品質ではなく、読者の期待と現実の間に生じる「ミスマッチ」にあると説明しています。人間の思考が介在しないコンテンツがインターネット上の人間的空間を占有すれば、共有財産としてのネットワークが汚染され、人間の声を発見する事が困難になるという立場です。

