メディアが自らサイトを閉じた日、AIに対して脆弱さを見せたインターネット【Media Innovation Weekly】10/26号

・PHPで深刻な脆弱性が発覚し、国内外のメディアやサービスが予防的に停止する異例の事態となった
・AIが10年以上眠る欠陥を発見したが、PHP財団は常勤1人の細い体制で修正が追いつかなかった
・発見の速さに修正が追いつかず、善意の関係者側から協調開示の前提が崩れ始めている

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メディアが自らサイトを閉じた日、AIに対して脆弱さを見せたインターネット【Media Innovation Weekly】10/26号
メディアが自らサイトを閉じた日、AIに対して脆弱さを見せたインターネット【Media Innovation Weekly】10/26号

おはようございます。Media Innovationの土本です。今週の「Media Innovation Newsletter」をお届けします。

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今週のテーマ解説 メディアが自らサイトを閉じた日、AIに対して脆弱さを見せたインターネット

10月21日深夜、「Media Innovation」を運営する株式会社イードは、本サイトを含む主要なメディアやサービスのうちPHPを使っていたものをすべてメンテナンス扱いで停止し、脆弱性とパッチの公開を待ちました。メディアが自らサイトを閉じるのは異例の判断です。情報インフラを止めてよいのか、広告主をはじめ他の事業への影響はどうか。懸念を挙げれば切りがありませんが、事前の警告はセキュリティを最優先するよう伝えていました。

発端は、世界のウェブサイトの最大7割で使われているとされるプログラミング言語PHPで見つかった2件の欠陥です。「PHP2Shell」と呼ばれ、ログインなしで外部からサーバー上のコードを実行される恐れがあるということです。修正版の公開は当初10月22日の予定でしたが、情報の流出を受けて21日に前倒しされました(WHTC)。

ただし、騒動の後に取材で明らかになったのは、この言語を支える非営利財団の意外なほど細い体制でした。ウェブの土台がどれほど薄い支えの上にあったのかが見えてきます。

10年以上眠っていた欠陥と崩れた公開手順

《Manabu Tsuchimoto》
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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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