配信の時代に映画館は何を売るべきか? 米産業の報告書に見る【Media Innovation Weekly】10/5号

・映画館業界は過去2年で27億ドルを投資し、高級シートやバー、大型スクリーンの充実を進めている
・配信と作品を奪い合うのではなく、席や飲食を含む体験を部屋単位で価格設定する戦略へ転換している
・会員を高価格帯へ誘導し、地域ごとに料金上限を調整するなど新たな売り方が広がっている

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配信の時代に映画館は何を売るべきか? 米産業の報告書に見る【Media Innovation Weekly】10/5号
配信の時代に映画館は何を売るべきか? 米産業の報告書に見る【Media Innovation Weekly】10/5号

おはようございます。Media Innovationの土本です。今週の「Media Innovation Newsletter」をお届けします。

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今週のテーマ解説 配信の時代に映画館は何を売るべきか? 米産業の報告書に見る

北米の映画館業界団体Cinema Unitedは10月1日、最新の映画館投資報告書を公表しました。過去1年間の設備投資は12億ドルで、2年間の累計は27億ドルに達したということです。米Varietyは、温熱機能付きのリクライニングシートや本格的なバー、大型プレミアムスクリーンなどに資金が流れていると注目しました。

新作が短期間で自宅の画面に届く時代に、映画館はなぜ大型投資を続けるのか。報告書と業界関係者の発言をたどると、映画館が売っている商品そのものが変わりつつある様子が浮かび上がります。同じ作品を配信と分け合う構図は、記事や動画を複数の経路で届けるメディア企業の置かれた状況とも重なって見えます。

年間興収の13%に相当する設備投資

《Manabu Tsuchimoto》
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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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