「古本市場」を運営する株式会社テイツーの業績が絶好調です。2022年2月期第3四半期の売上高は前期比5.4%増の189億5,200万円となりました。第3四半期の営業利益は前期比3.3%減の8億5,700万円となったものの、2022年2月期通期は前期比2.2%増となる9億5,000万円の営業利益…
全国に「三洋堂書店」を展開する株式会社三洋堂ホールディングスの2022年3月期第2四半期の売上高は前期比8.7%減の93億1,600万円、5,700万円の営業損失(前年同期は2億9,400万円の営業利益)を計上しました。通期の売上高は前期比6.6%減の195億円、営業利益を前期比76.4%…
雑誌「オズマガジン」やメディア「オズモール」、小説投稿サイト「野いちご」を運営するスターツ出版株式会社が2021年11月に2021年12月期の業績予想を上方修正しました。50億円としていた売上高が8.0%上回る54億円、営業利益が予想比32.7%増の7億3,000万円で着地する計…
国内の映画御三家と呼ばれる東宝株式会社、東映株式会社、松竹株式会社。コロナ禍が松竹の弱点を炙り出しました。 東宝は今期(2022年2月期・3月期)の営業利益を380億円、東映は122億円の営業利益を見込んでいますが、松竹だけが54億円の営業損失を予想しています。東…
ゲームを事業の柱としながら、ライブ配信アプリ、メディアなど別事業にも力を入れている株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)とグリー株式会社。2021年に入って2社の業績の明暗が鮮明になってきました。 DeNAは2021年3月期の売上高に当たる売上収益が前期比12.8%増…
「BOOKOFF」を運営するブックオフグループホールディングス株式会社が、新型コロナウイルス感染拡大による商環境の激変に苦心しています。2021年5月期の売上予想を960億円としていましたが、2.5%下回る935億9,700万円で着地しました。2022年5月期の売上高を850億円、営…
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の主要なFC加盟店の一つで、2021年10月末時点で全国70店舗の「蔦屋書店」「TSUTAYA」を運営する株式会社トップカルチャーの2021年10月の売上高が、前期比12.3%減の264億700万円、営業利益が同18.4%減の3億5,600万円となりま…
「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する株式会社ほぼ日が、主力となる手帳販売ビジネスからの大転換を水面下で進めています。 2021年8月期の売上高は前期比6.2%増の56億3,900万円、営業利益は86.7%増の1億5,500万円となり、コロナ禍で減収減益となった2020年8月期からの復活…
日販グループホールディングス株式会社と株式会社トーハンの中間決算が出そろいました。日販の2022年3月期第2四半期売上高は前期比1.5%増の2,463億9,900万円、営業利益は17.4%増の16億4,500万円で増収増益となりました。取引先が拡大したことで書籍の売上が前期比109.5%…
はてなブログを運営する株式会社はてなの成長性が失われました。2021年7月期の売上高は前期比3.1%増の26億2,100万円、営業利益は10.1%減の2億4,800万円となりました。営業利益率は9.5%で、2019年7月期と比較すると営業利益率はほぼ半分になっています。 ■はてな業績推…
電子コミックのレンタル「Renta!」を運営する株式会社パピレスの業績に陰りが見え始めました。2022年3月期第2四半期の売上高は前期比11.4%減の110億500万円、営業利益は73.1%減の3億2,800万円となりました。2022年3月期の売上高は242億1,500万円で、前期比4.6%減となる…
書店「ヴィレッジヴァンガード」を展開する株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの業績が冴えません。2021年5月期の売上高は前期比3.3%減の282億9,300万円、営業利益は2,900万円(前期は2億8,600万円の営業損失)となりました。かろうじて営業利益を出したも…
コロナ禍で傷ついた飲食店や小売店の救済を背景として、一時クラウドファンディングが活況となりました。2020年度のクラウドファンディング国内市場規模は前年度比17.6%増の1,841億7,700万円(矢野経済研究所調べ)となりました。前年度比14.7%減の1,566億2,500万円とな…
日本最大の直営書店チェーン「文教堂書店」を運営する株式会社文教堂グループホールディングスの2021年8月期の営業利益が3億6,500万円となり、2期連続で営業利益を出しました。新型コロナウイルス感染拡大の行動制限の影響などにより、売上高は前期比11.8%減の187億8,20…
Webサイトに投稿された小説や漫画を書籍化する株式会社アルファポリスの2021年3月期の業績が好調です。売上高は前期比37.4%増の77億3,500万円、営業利益は48.0%増の21億6,300万円となりました。2019年3月期の売上高は18.1%増、2020年3月期が13.1%増と10%台で成長してい…
スマートフォンの登場と地図データの精度向上、位置情報アプリが提供する情報量が増したことにより、人々の地図の利用状況が変化しています。株式会社ゼンリンの「地図利用実態調査2018」によると、カーナビや紙地図、PC用インターネット地図の利用数は年々減少する一方…